ずんのブログ

新潟県関連、趣味やお店情報、そして雑感

【ガジェット】LAMY ラミー 4色 ボールペン 油性 2000 L401

著名人の仕事術を紹介している番組等で、ノートやペンが出てくると、

「何使ってんの?」

とすごい気になってしまう私。こんなことを気にしているのは私だけでしょうか・・・笑

以前から文房具が好きで、シャーペン、ボールペン、万年筆・・色々と購入してきました。

で、徐々にお気に入りが絞られてきています。

その中で、ボールペンのお気に入り。

 

 

正直、デフォルトのペンは出が悪く(なかなか出てこない)ジェットストリームの替え芯に刺し勝てますが、シンプルイズベストの形状、なんとも言えない流線型、大きさ。

たまらんです笑

値段も高いですし、4色ボールペンに6000円も?と思う方にはまったくもってお勧めしませんが、マニアックな方はぜひ、チェックくださいませ。

【映画】スーパーサイズミー

好きなもの(寿司、スイーツ・・etc)を腹がはち切れるまで食べ尽くしたい!なんて願望は誰しも1度はもったことがあるはず。でも、ある程度の年になれば「体重が・・・」とか「肝臓の数値が・・・」と自制心が働いてストップをかける人が大多数かと。

かく言う私も、飲み会の時とかにはタガが外れ、暴飲暴食に走ってしまうことが時々ありますが・・・笑

 

さて、本作品。2004年公開の少し古い映画なのですが、日本での露出も比較的多く、知っている方もいるかと。

すごくシンプルなドキュメンタリーで

マクドナルドの製品だけで1ヶ月生活すると体はどうなるか?”

を記録したものです。

なんとなく体に悪そうだなと思う人が大半かと思いますが、じゃあ具体的にどうなるのか?と言うところまで予想・推測できる人は多くはいないかと。

・体重は増える?減る?

・それ以外で何か体に症状は出る?

・体の症状以外の変化は?

そんなところを疑問に持ちながら見ると面白いかもです。

ちなみに、自分は5kgくらい体重は増えそうな気がするけど、それ以外1月程度じゃあんまり変わらないのかなーくらいな予想をしてました。

結果、大きく裏切られました。

 

1.10kgを超える体重の増加

2.肝臓の数値が病気レベルに悪化

3.気分の浮き沈みが顕著に

 

主な変化は上の3つ。

体重の増加が想像していたより大きかったですね。体重1kgは7200kcal相当と言われており、実験台になった彼は1日約5000kcalを摂取していたそう。映画の中で栄養士のコメントだと、彼の体の維持に必要なカロリーは2500kcal程度ということで、1日あたり2500kcalほど余分に摂取している計算になります。仮に30日間それが継続したとすると

2500kcal×30日=75000kcal

となり、確かに7200kcal×10kg=72000kcalなのでニアリーですね。

2点目の肝臓の数値の悪化。私は専門家ではないので詳しいことは言えませんが、これは飽和脂肪酸の摂取のしすぎの影響でしょうか?

www.otsuka.co.jp

肝臓について調べてみますと、大きく3つの役割を担う臓器だそう。

 1つ目は、私たちの体に必要な蛋白の合成・栄養の貯蔵

 2つ目は、有害物質の解毒・分解

 3つ目は、食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌です。

本作中でも、1人の医者が”アルコール以外でこんなに肝臓の数値が悪化するとは予想していないなかった”という趣旨の発言をしており、確かに調べてみても、アルコールの過剰摂取(うえの役割のうち2つ目)による悪影響は想像に難くないのですが、マクドナルド(ファーストフード)の何が肝臓に悪影響だったか?についての答えは述べられていません。

 

気分の浮き沈みは、恐らく糖質によるものと思われます。鬱や不安障害と糖質の摂取過多が関係していることが徐々に科学的にも明らかになってきております。

ただ、炭水化物を悪とみなすような風潮もありますが、それはウソ。極端な糖質制限は体に悪影響だそうなので、ご注意を。

 

後半は、彼(モーガン)は果敢にも社会的な面から肥満問題を取り上げます。

ファストフード業界がどれだけ広告に費用を投じているか、子供の頃からファストフードに親しませる強かな戦略・・・。

あらすじだけ見ると、ただのバカなアメリカ人の無謀な挑戦ですが、そこからファストフード業界の闇に切り込んでいるのが秀逸なところ。肥満問題、健康問題に興味がある方は一見の価値あり!

 

【ランニング】エアズームペガサス37

買っちゃいました 笑

37って37代目ってことなんですね・・・自分よりも年上のランニングシューズというと、なんか歴史を感じます。

別にナイキに特別なこだわりがあるわけでもなく、日々の練習用にはいろんなメーカーのランニングシューズをその日の気分で使い分けています。

・アシックスのターサージー

ニューバランスのハンゾー

アディダスのブースト

そして、4足目に新たに購入したのがこのエアズームペガサス37となります。

 

他の3足と比べると、見た目の通りソールが厚く、少しクッション性が強い感じがします。薄底ソールが好きな人にはちょっと合わないかもです。

サイズとしては、やや幅が狭く、サイズ表記よりも小さいかなという印象です。自分もいつもは27.5cm程度を履くことが多いですが、ナイキシリーズは28〜28.5cmがちょうどいいフィット感。

実際に走った感触としては、少しフワフワした感触があって慣れるまで違和感がありますが、反発力も強く、自分で強く足をあげる、前に出すという意識をしなくても勝手に前に出るような感覚があります。長い距離を走って練習するときにはありがたいですね。

ちょっとケイデンスをあげて走ってみても、そんなにブレるずにスイスイ足が出るので、レース使用にも十分耐えるかと。キロ3分台のシリアスランナー向けではないと思いますが、自分見たくキロ4〜5分でかつフルマラソンだと30kmを超えたあたりで足が止まる系?のランナーには良いかもです。

 

久しぶりのランニングシューズ選びでしたが、アシックスも〜〜ライドという高効率な走りができるシリーズを投入してきていたり、デサントが参入してきていたりで各メーカーのシューズを試し履きしてみるのもなかなか面白かったです。

残念ながら、東京オリンピックは延期となってしまいましたが、一時期マラソン界を席巻していたアディダス時代から徐々にナイキの厚底へ移行、今後はどうなるかが注目ですね。

楽しみ楽しみ。

 

ナイキはこれまでリアクトシリーズやズームフライなどを履いてきましたが、個人的には(値段も一番高かったけど笑)本作がベストですね。

コロナ禍の運動のおともに!

 

 

【研究メモ】英訳作業

英語が不得意な研究者にとって、英語での口頭発表、スライドの英訳作業が苦行以外の何者でもありません。

日本語のスライドなんぞ用意せず、いきなり英語版のスライドの作成。

トーキングペーパーなんぞ用意せずの口頭発表。

憧れますが、ここはちゃんと自分に向き合って入念な準備をしましょう 笑

 

10年前の修士時代には有り余る時間を使って、辞書を調べながら必死に英訳作業をしておりました。社会人としてDrコースに入学し、そんな時間がない中で色々と試行錯誤したところ、現在最も効率が良さそうなのは、

google翻訳を使っての英訳→修正”

という仮説を持っております。

translate.google.co.jp

 

ちょっと前まで、ネットの翻訳サービスなんて使えたもんじゃない(おかしな英語)という印象でしたが、ずいぶんこなれた英語になっております。

流石に100点満点とは行きませんが、十分実用に耐えるレベルです。google恐るべし。

google以外にも複数翻訳サービスがありますが、個人的には現在のところgoogle翻訳が最も修正量が少なくて済んでます。英語難民にはありがたいシステムですね。

【研究関係】作業環境について

コロナの影響でテレワーク・在宅勤務が推奨され、働いている方の中でも主な仕事場所が自宅になったという方も少なくないかと思います。ちなみに、自分の会社はそれなりに?コロナ感染が爆発していない地方に所在していることもあり、限りある端末で順番に在宅にトライしているという状況です。

数回、在宅勤務を経験した感想としましては、環境が整わないと職場と同じ成果、業務量をこなすのはなかなかに困難だなぁという印象です。

 

・端末のスペック・回線速度せいで共有のドライブからデータにアクセスするにも、メールを送るにも、キーボードを打ってから画面に表示されるまでに若干のタイムラグがあり、ストレス。

・同じく、保存やダウンロードに時間を要してしまい、集中力が途切れがち

・端末の画面が小さく、作業しづらい。

 

と言った感想です。にしても、これらの問題は単純に端末と回線速度に起因するモノですので将来的には簡単に解決可能かと。

業務面で言うと、職場で近くの席にいれば簡単に確認や質問ができたのに、それができなくなったりとか、いまだにハンコの文化が根強く、決定を撮るには出社が必要だと言う体制的な問題も顕在化して来ているかなと言う感じです。

にしても、在宅でもある程度の仕事がこなせるようになったことが明らかになった部分もあると思います。通勤(通学)に時間を使うのはお金の面を含めて無駄も多いので、そのへんの効率かという面からもテレワークの普及が進むと良いかと。

 

社会人ドクター生活も、現在はネット環境と端末だけあれば成り立っている状況です。定例のミーティングやゼミもオンライン化してきております。

発表用のパワポkeynote)を作成するのに、ノートパソコン一台だけだと厳しいなと思って、ディスプレイを1台購入しようかと検討を始めたところ・・

今ってipadがあると、サブディスプレイとして使えるんですね。知らなんだ・・・さすがアップルさん。osにデフォで入っているsidecarという機能で簡単に画面共有できます。

勇み足でアマゾンでポチッとしなくてよかった・・・冷や汗

しかも、ただの画面共有ではなく、ipadで擬似touch barができたりします。レスポンスも全くストレスなしです。

そんな人いないかもですが、macを使用していて、サブディスプレイの購入を検討されている方、ご注意を。

 

ただの注意喚起的な文章となってしまっていることをご容赦ください・・・笑

【研究関係】論文読み込み用アプリ/goodnotes5

自分が修士課程にいた頃(もう10年も前っすね・・)は論文を読むとなると、研究室でPDFをダウンロード→印刷して、右手にペンを持ちながら読むというのが普通、というかみなさんやっていることでした。

 

時は流れ?高性能なタブレットも一般庶民が手に入る金額となり活用の幅も広がって来ました。

今回、社会人ドクター生活を送るにあたり論文の管理を効率化したいと思い、いろいろ調べてみて、とりあえずの体制を構築したのでご紹介です。

 

・論文執筆用のPCとipad proにGoodNote5をインストール(¥980)

・PCでもipadでも論文をダウンロードしたら、GoodNotes5に取り込む

Apple Pencilで書き込みながら読む

 

至ってシンプルですが・・iCloudのパワーもあり、全ての端末で書き込みも含めて同じ書類が手間なく共有できること、Apple Pencilの書きごこちが紙に限りなく近いこと、書類の散逸がないことなど、メリット多という感じです。

よりより体制の探究は続けますが(社会人ドクターは効率命ですので・・)、差し当たり、ご紹介でございました。ご参考まで。 

GoodNotes 5

GoodNotes 5

  • Time Base Technology Limited
  • 仕事効率化
  • ¥980

apps.apple.com

【書評】メンタルハック/DaiGo

こっそり師匠扱い(?)しているDaiGoさんの著作。

何か一つのテーマに沿って掘り下げたというものではなく、ビジネスやプライベート、人間関係等で役立つようなtipsを多数紹介しているものです。この手のものは、気軽に読めて「何か役立ちそう!ワクワク!」と一時的にテンション・気分が上がりますが、実際に1つでも2つでも実行に移さねば意味がないことは留意せねばですね。

本を読んで実行に移す人は一桁%だとか。お恥ずかしながら、自分も過去に読んだ実用書なりビジネス書なりで、実際の行動に移し、継続できているものは限りなく少なく・・お恥ずかしい限りです。汗 話変わりますが、abema TVで、ビジネス書読みまくって行動に移したら本当に成功するのか?というチャレンジングな企画にトライしている方がいました。結果、100冊読む、と意気込んで始めたらしい読書が、30数冊目にして

・内容がほとんど同じ

・内容がバッティングし、実行不可

なものがたくさん出て来て諦めておりました・・笑

持ち時間は限られていること、それぞれに仕事・習慣も違うでしょうから、「全て内容を理解・暗記して取り組んでやるぜ!」っていう姿勢だと、おそらく一つも身につくことなく終わってしまうので、よく言われることですが、実際にできそう・効果がありそうというものをピックアップして淡々と実行に移していくことが肝要でございますね。(と、自分に言い聞かせている)

 

ということで、本書の中から明日から実行するものをピックアップしてご紹介します。(ここで宣言すれば、ちょっと強制力にもなるか?)

●予め「怠けタイム」を予定に組み入れる

人間、モラルライセンシングという厄介な心理があるそう。コレは、良いことをした後、反動で少しくらい悪いことをしていいかな、と考えてしまう傾向のこと。頑張って勉強したら怠けたくなったり、ダイエットのためにお昼を少なめにしたら夕食でたくさん食べてしまったり・・思い当たる節、多々!

じゃあどうすりゃいいんだ?となるのですが、その対策として上げられるのが予め怠けタイムを予定に組み入れること。1〜2時間でも予定しておくことで、その時間帯は罪悪感を感じることなく、本気で怠ける。それで、だらだらと予定外の行動をするのに歯止めをかけたり、過度な頑張りによる生産性の低下を防ぐべし。ということ。

自分に当てはめてみますと、時々「平日も家帰って勉強するか」とか、「せっかくの土日、朝から晩まで真面目に過ごさねば」という一種の強迫観念に駆られる時がありますが、よろしくないんですね。特に土日のドクター研究を進めるときには注意したく。

●自制心を必要とする小さな習慣を取り入れる

人間は自制心を必要とする小さなことを積み重ねると、自己コントロール能力が高くなるのだとか。この小さなこと、は本当に小さなことでよいらしく、自分で取り組めそうなこととしては、

スマホを左手で使う

・歯磨きを左手で行う

・靴を脱いだら揃える(実行中)

・トイレに行く前にスクワットを3回する

くらいで良いそう。以前、何かの本でも、大きなことを一気に取り組もうとするのではなく、小さいことからでも良いので、まずは完璧にこなせるようになることが大事、という内容が書かれていた記憶がありますが、こういった点からも納得、ですね。

ちなみに、自己コントロール能力の向上は集中力、注意力が高まるそうで、瞑想もおすすめらしいです。

●不安対策としての自己効力感の向上

不安に苛まれて行動に移せない、ということも少なくないかと思いますが、その対策として有効なのが、自信を持つこと。

じゃあ、自信てどうやってもつねん!

というツッコミが聞こえて来そうですが、自信は言い換えれば「自分は自分でコントロールできるんだ」という感覚、というのが一つの答えかと。

なぜなぜ、でもう一歩踏み込むと、

じゃあその感覚ってどうやって持つねん!

という方法として

・過去を振り返って、自分の人生に置いて取り組んだこと、どれくらい寄与したかを整理する

・筋力を鍛える(?)

一つ目はなんとなくわかるとして、体を鍛えることも自己効力感をあげるのに効果的だとか。むしろ、一番効果的や!と指摘する専門家もいるそうな。

筋肉って一日では劇的に変化しませんが、ある程度継続すれば、確実に体は変わる。そして、その変化は毎日自分で見られるし、感じることもできるとなれば、納得ですね。

 より良い人生のtips集として!

【メモ】博士課程

ひょんなことから、今年四月より大学院生(社会人ドクター)になりました。

もともと技術系の仕事で専門性の高い業務だったこと、それ故に大学の先生方との議論や意見聴取をする機会も多く、その中で興味が出てきた&タイミングよくお声がけいただいた、という流れ。

かろうじて(英語)の試験はなく、面接、口頭試験、論述試験(小論文)をくぐり抜け?合格率の極めて高い難関を乗り越えて無事入学を果たしました。

社会人ドクターですから、入り口が難しいというよりも、コンスタントに研究を進めること、きちんとドクターとしての成果を出すことの方がずっと難しいですからね。

 

卒論、修論とそれっぽい研究をして来たものの、ここ10年はあまり英語に触れる機会がないこと&研究という分野から全くかけ離れたキャリアを10年弱続けて来たことでいささか先行き不透明なところではありますが、30代のうちに自分の可能性を広げる挑戦という意味で、できる限りのことはしてみようかと思っております。

で、実際に博士論文の製作に取り掛かるわけですが、右も左もわからずで、手探りになることは必須。ということで、誰の役に立つのかは不明ですが、試行錯誤的に得られた成果、試してみてよかったことなども紹介していければと思ってます。

自分の備忘録にもなりますからね(←むしろ、衰え始めている?脳機能から考えますと、主たる目的がコレな気が・・)

興味がある方がいらっしゃいましたら、時々でもサイトを覗きに来ていただけると幸いでございます。

【書評】スタンフォード式人生を変える運動の科学

運動が体に良い効果をもたらすことはよく知られています。

自分も、気分が良くなること・ウエイトのコントロールにも役立つこと(実際、運動で消費できるカロリーは微々たるものですが)、そしてマラソンサブスリー達成が大目標であることから、継続的に運動しています。

で、運動がもたらす良い効果って何?と聞かれると、これまでの自分の知識では

・BDNFの生成が活発になり、認知機能の向上に繋がる

うつ病の抑制効果(気分が上向きになる)が高い

・血流が良くなる

・コリの防止

と、頭脳労働のパフォーマンス向上と、気分の改善の2つがメインだと思ってました。

ところがどっこい、運動がもたらすメリットはそれどころじゃないほど広範囲だったことを思い知らしてくれるのが本書でございます。

詳細は本書に譲るとして、共感能力だったり、やり遂げる力、困難に立ち向かう能力といった、通常で考えれば伸長したり改善したりが難しいような社会的能力も、運動により向上するのだとか。

ちなみに、ランナーズハイについても研究が進んできており、「内因性カンナビノイド」という脳内物質の分泌がカギなんだとか。ちなみに、効率よく同物質を出すには強度が低すぎても高すぎでもダメで、中程度の強度の運動を20分以上継続することが大事なんだとか。

 

その他にも、音楽や自然と運動の関係等も科学的な切り口から語られていて、興味深いです。みなさん、ご存知かもしれませんが、やっぱり現代人には圧倒的に自然が足りていない模様。自然がなぜメンタルや頭に良い効果をもたらすのかも、エビデンスに基づき書かれていて、説得力があります(デフォルトモードネットワークの沈静化)。

外出自粛が求められている状況ではございますが、運動継続のモチベーションアップにオススメです!

 

【めも】騒音について

コロナの感染拡大のためにSTAY HOME、リモートワーク等、密を避けるような働き方や外出自粛が求められるなか、騒音による苦情の通報件数が増加しているんだとか。

 

警視庁の報告によると、騒音に関する苦情の通報は1万7287件と、去年の同じ時期より4773件、38%増加したそうです。

出典:

www3.nhk.or.jp

 

以前、公園を作ったり保育園を作ろうとしたら、近隣の住民から「うるさくなったら我々の平穏な生活をどうしてくれるんだ」という趣旨の反対にあい、交渉が難航していると言った内容の報道がなされていました。

身近なところに目を向けてみると、公共交通機関で移動中の子連れのお母さんが、子供がキャン泣きしてしまっているので周りの人にすみません、すみませんと申し訳なさそうにしてる姿も時々目にします。

こういう光景なり、報道を目にすると、すごく暗澹たる気持ちになります。

自分にも小さな娘を近くで見ていると、まあ時間に関係なく、お腹が減れば泣き、オムツが気持ち悪ければ泣き、何か気に入らないことがあれば泣く。むしろ、言語で訴える手段を持たない新生児の生き抜く唯一の方法ですよね。病気等でものすごい苦しいのに「ここで泣いては母親の安眠を阻害してしまう。ここは我慢だ。」なんて殊勝(?)な思いの子がいたら逆にやばい。

大人が力を行使して阻止せねばならないような行動に起因する騒音であれば話が別ですが、子供が遊びまわったり、小さな子がギャン泣きしてるのをいちいち苦情として文句を言うような世の中って何か違うな、と自分は思ってます。

日本の少子高齢化、経済の衰退を解決する数少ない策は、女の人がより子供を産み、育てやすい環境を構築し、国に若さを取り戻すことが第一。そういう面では、国がお金をどうするとかよりも、国民一人一人が危機意識を持ち、

”隣でギャン泣きしているあの子も、私(を将来的に支えてくれる・・)の子”

という感覚、寛容さが必要なのでは、と感じた次第でございました。