ずんのブログ

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【書評】メンタルハック/DaiGo

こっそり師匠扱い(?)しているDaiGoさんの著作。

何か一つのテーマに沿って掘り下げたというものではなく、ビジネスやプライベート、人間関係等で役立つようなtipsを多数紹介しているものです。この手のものは、気軽に読めて「何か役立ちそう!ワクワク!」と一時的にテンション・気分が上がりますが、実際に1つでも2つでも実行に移さねば意味がないことは留意せねばですね。

本を読んで実行に移す人は一桁%だとか。お恥ずかしながら、自分も過去に読んだ実用書なりビジネス書なりで、実際の行動に移し、継続できているものは限りなく少なく・・お恥ずかしい限りです。汗 話変わりますが、abema TVで、ビジネス書読みまくって行動に移したら本当に成功するのか?というチャレンジングな企画にトライしている方がいました。結果、100冊読む、と意気込んで始めたらしい読書が、30数冊目にして

・内容がほとんど同じ

・内容がバッティングし、実行不可

なものがたくさん出て来て諦めておりました・・笑

持ち時間は限られていること、それぞれに仕事・習慣も違うでしょうから、「全て内容を理解・暗記して取り組んでやるぜ!」っていう姿勢だと、おそらく一つも身につくことなく終わってしまうので、よく言われることですが、実際にできそう・効果がありそうというものをピックアップして淡々と実行に移していくことが肝要でございますね。(と、自分に言い聞かせている)

 

ということで、本書の中から明日から実行するものをピックアップしてご紹介します。(ここで宣言すれば、ちょっと強制力にもなるか?)

●予め「怠けタイム」を予定に組み入れる

人間、モラルライセンシングという厄介な心理があるそう。コレは、良いことをした後、反動で少しくらい悪いことをしていいかな、と考えてしまう傾向のこと。頑張って勉強したら怠けたくなったり、ダイエットのためにお昼を少なめにしたら夕食でたくさん食べてしまったり・・思い当たる節、多々!

じゃあどうすりゃいいんだ?となるのですが、その対策として上げられるのが予め怠けタイムを予定に組み入れること。1〜2時間でも予定しておくことで、その時間帯は罪悪感を感じることなく、本気で怠ける。それで、だらだらと予定外の行動をするのに歯止めをかけたり、過度な頑張りによる生産性の低下を防ぐべし。ということ。

自分に当てはめてみますと、時々「平日も家帰って勉強するか」とか、「せっかくの土日、朝から晩まで真面目に過ごさねば」という一種の強迫観念に駆られる時がありますが、よろしくないんですね。特に土日のドクター研究を進めるときには注意したく。

●自制心を必要とする小さな習慣を取り入れる

人間は自制心を必要とする小さなことを積み重ねると、自己コントロール能力が高くなるのだとか。この小さなこと、は本当に小さなことでよいらしく、自分で取り組めそうなこととしては、

スマホを左手で使う

・歯磨きを左手で行う

・靴を脱いだら揃える(実行中)

・トイレに行く前にスクワットを3回する

くらいで良いそう。以前、何かの本でも、大きなことを一気に取り組もうとするのではなく、小さいことからでも良いので、まずは完璧にこなせるようになることが大事、という内容が書かれていた記憶がありますが、こういった点からも納得、ですね。

ちなみに、自己コントロール能力の向上は集中力、注意力が高まるそうで、瞑想もおすすめらしいです。

●不安対策としての自己効力感の向上

不安に苛まれて行動に移せない、ということも少なくないかと思いますが、その対策として有効なのが、自信を持つこと。

じゃあ、自信てどうやってもつねん!

というツッコミが聞こえて来そうですが、自信は言い換えれば「自分は自分でコントロールできるんだ」という感覚、というのが一つの答えかと。

なぜなぜ、でもう一歩踏み込むと、

じゃあその感覚ってどうやって持つねん!

という方法として

・過去を振り返って、自分の人生に置いて取り組んだこと、どれくらい寄与したかを整理する

・筋力を鍛える(?)

一つ目はなんとなくわかるとして、体を鍛えることも自己効力感をあげるのに効果的だとか。むしろ、一番効果的や!と指摘する専門家もいるそうな。

筋肉って一日では劇的に変化しませんが、ある程度継続すれば、確実に体は変わる。そして、その変化は毎日自分で見られるし、感じることもできるとなれば、納得ですね。

 より良い人生のtips集として!