ずんのブログ

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【旅行】北海道東部突入ツアー(4)

アイヌなんて日本史の教科書でしかみたことありませんでしたが、今も北海道に小さな集落が点在いるようです。北海道でのアイヌの人口は約16000人程度、とのこと。

阿寒湖のアイヌコタン(集落)には200名程度のアイヌの方が住んでいるようです。

アメリカ西海岸を旅行した時も、インディアンが原野に住んでいたりしてました。少数民族として、同じような匂いを感じます。日本語とは異なる言語を用い、当然のことながら文化も違う。現代文明を敵視しているわけではないけれども、伝統を貫こうとすると軋轢も生じるでしょうし、彼らはどういう思いで生活をしているのか、気になるところです。ちなみに、カムイ伝やらゴールデンカムイ、の「カムイ」はアイヌ語で自然という意味だそう。アイヌの古い踊りを見学してきましたが、鶴など自然をモチーフにしたものがたくさんありました。

学校生活や文明の利器の取り入れ、そして文化の引き継ぎ。どういう生活をしているのか、きになるところです。

アイヌコタンは写真の通り、お土産屋さんや食堂が斜面の両側に軒を連ねていて、計10〜20店舗くらいでしょうか。お土産はキーホルダーや口琴という独自の楽器、コロボックル人形等様樣。阿寒湖というだけあって、マリモも・・笑

坂を登りきったところに劇場があり、定刻に踊りが見られます。

踊り中の言葉は理解できず、口琴という楽器も、日本の楽器では聞いたことのない独特なものですが、神秘的というか、トランス状態に誘われるような内容です。おそらく古代の踊りっていうのは、日本のも含め何かしらの催眠状態にするような効果もあるのかな、とふと思った次第でした。

この日、帯広に泊まろうとしたのですが、花火大会のため、あいにくの宿の空きがなし。気合いで苫小牧まで走りました(片道300km弱・・泣)

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阿寒湖アイヌコタン

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アイヌの古い踊り