ずんのブログ

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【めも】騒音について

コロナの感染拡大のためにSTAY HOME、リモートワーク等、密を避けるような働き方や外出自粛が求められるなか、騒音による苦情の通報件数が増加しているんだとか。

 

警視庁の報告によると、騒音に関する苦情の通報は1万7287件と、去年の同じ時期より4773件、38%増加したそうです。

出典:

www3.nhk.or.jp

 

以前、公園を作ったり保育園を作ろうとしたら、近隣の住民から「うるさくなったら我々の平穏な生活をどうしてくれるんだ」という趣旨の反対にあい、交渉が難航していると言った内容の報道がなされていました。

身近なところに目を向けてみると、公共交通機関で移動中の子連れのお母さんが、子供がキャン泣きしてしまっているので周りの人にすみません、すみませんと申し訳なさそうにしてる姿も時々目にします。

こういう光景なり、報道を目にすると、すごく暗澹たる気持ちになります。

自分にも小さな娘を近くで見ていると、まあ時間に関係なく、お腹が減れば泣き、オムツが気持ち悪ければ泣き、何か気に入らないことがあれば泣く。むしろ、言語で訴える手段を持たない新生児の生き抜く唯一の方法ですよね。病気等でものすごい苦しいのに「ここで泣いては母親の安眠を阻害してしまう。ここは我慢だ。」なんて殊勝(?)な思いの子がいたら逆にやばい。

大人が力を行使して阻止せねばならないような行動に起因する騒音であれば話が別ですが、子供が遊びまわったり、小さな子がギャン泣きしてるのをいちいち苦情として文句を言うような世の中って何か違うな、と自分は思ってます。

日本の少子高齢化、経済の衰退を解決する数少ない策は、女の人がより子供を産み、育てやすい環境を構築し、国に若さを取り戻すことが第一。そういう面では、国がお金をどうするとかよりも、国民一人一人が危機意識を持ち、

”隣でギャン泣きしているあの子も、私(を将来的に支えてくれる・・)の子”

という感覚、寛容さが必要なのでは、と感じた次第でございました。