ずんのブログ

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【映画】天気の子

ミーハーぶりを発揮して、見てきました。

新海誠監督の最新作、天気の子。アニメ作品で2連続、100億超えの興行収入を叩き出したのは、宮崎駿監督以来だとか。

(半分ネタバレなので、見てない方はご注意を)

 

主人公は島からフェリーに乗って家出してきた高校生1年生、ホダカ。ヒロインが願い出天気を晴れにできる特殊能力をもつヒナ。

収入源も住むところもないホダカは、フェリーでひょんなことからであったライター・ケイスケの元に転がり込み、身の回りの雑用をしながら、日々の暮らしを送る。そんな中、ヒナと出会い、生活が一変。

「天気を晴れにする」ことを仕事としたビジネスをスタート。ヒナの弟ナギも含め(2人には親がいない)、3人で楽しい日々を送る。しかし、ヒナの天気をコントロールできる能力には代償があったのだった。。。

前例のない悪天候が続く東京、そして自分が人柱になればその悪天候を変えられると知ったヒナがとった行動とは・・というのが主なストーリー。

 

自分の命と引き換えに、大勢の命が救われるor世界が良くなるというのは、キリスト教的思想というか、三浦綾子さんの塩狩峠にも通じるものがありますね。

決死の覚悟で、なんて言葉がありますが、日本(世界)の多くの国の人の心に訴えかける”物語”なのかもしれません。単位は小さくなりますが、自分の命を犠牲にしても子供を生かす選択をする親とももしかしたら同じなのかも。

 

正直本作は、ゴールそこ!?という(個人的感想)感じで終わりました。

監督が作品を通して訴えたかったのも、自然はコントロールできないこと(畏敬の念を忘れてはいけないこと)なのかもしれません。

にしても、雨のシーンが本当に丁寧に描写されていて、今までアニメであんなにリアルに水滴・雨を表現した作品を見たことないかも。それだけで一軒の価値あり、です。

RADWINPSの音楽も秀逸なので、IMAX版がオススメ!

 

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