ずんのブログ

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【書評】知識を操る超読書術 DaiGo

メンタリスト活動から、最近は様々な論文から実生活に役立ちそうな知識をわかりやすく配信してくれておりますDaiGoさんの新刊。

これまで、ニコ生放送でも読書術に関して色々と情報提供くださってましたが、それらの美味しいといころをかい摘んでまとめられた内容になっています。内容も即実践できるように咀嚼してくれており、読書に苦手意識がある人のみならず、自分のように「読書は好きなんだけど、集中力が途切れがち」「他の本が気になって、最後まで読み通せない・・・」「内容がなかなか記憶に残せず・・」といった方には、良い解決方法となるTIPSが詰まってます。 

知識を操る超読書術

知識を操る超読書術

 

以下、自分が今後読書の際に取り入れていきたいと思ったポイントについて記します。

・最後まで読み通すためのコツとしては、

メンタルマップ・・その本をなぜ読むのか、何を得たいのか、読み終わったらどういう状態になっていたいのかをメモしておき、集中力が途切れそうになったら都度見直す。見直すことによって、モチベーションが維持され、最後まで読み通せる。

2キュリオシティ・ギャップ・・その本の内容のうち、ノートの左半分には知っていること、右半分には知りたいことを書く。人間には、「隙間」を埋めたくなる性質があるので、好奇心が刺激され、興味を持って読み通せる&集中力が維持できる。

3セルフテスト・・本の内容に関する質問を準備し、その答えを探すように読む。さらには、本を読んでいる途中に出てくる疑問に対して、著者ならどう答えるかをイメージしながら読む。

といったテクニックが応用できる。

・読書中のテクニックとしては

1Predicting

2Visualising

3Connecting

4Summerising

5Questiong

がある(詳細は本書参照)

・記憶には、インターリービング(睡眠)を活用すべし。読書後すぐに睡眠を挟むことで、記憶に残る割合が向上する。睡眠なんか取れないよ、という人は、5分間くらい目を閉じているだけでも効果がある。

 

読書術に関する本は割りかし好きで、色々と読んだのですが、事前準備=目的の明確化を一番に挙げているのも本書の特徴の一つかもしません。どうしても、精読、速読、多読といった「読書中のテクニック」についての解説が多くなりがちですからね。

科学的エビデンスに基づいた読書法をお探しの方、是非読んでみてください。

オススメです!