【書評】この4つを食べなければ病気にならない
パレオダイエットをメインに、著者の味付け・アレンジを加えた手法を紹介した本。
思想としては、鈴木祐氏らが紹介しているものと同様。人間が誕生してから狩猟の時代が続き、最近になって農耕文化が始まり、さらに近年では科学技術の発達によりさまざまな食品添加物が生まれた。しかし、歴史的に見ると農耕が始まったのはほんの最近のことであり、それ以降の変化に体は適用しきれておらず、不調の原因はその「不適用」のギャップにより生じているのでは、というもの。
ポイント
・穀物、豆類、乳製品、加工食品はなるべく食べない。
・抗栄養素の存在に気をつける。卵の白身、トマト、ナス、熟したバナナなどは気をつける。
・大型な動物は有害物質のちくせきが懸念されるため、気をつける。口にする動物の口にしているものにも注意する。
【ランチ】ガネーシャ(インドカレー)
いっときの40度近い暑さは何処へやら、仙台は本日快晴でしたが、最高気温が25度ほど。半袖だと、日陰に入ると肌寒いくらいです。
今日は午後一で北四番丁付近に用事があったため、前から行ってみたいと思っていたインドカレー店「ガネーシャ」さんへ。
東北大の旧雨宮キャンパス前の通りを東照宮方面へちょっと進んだところにあります。店はラーメン花月に隣接しています。
お昼時ということもあってか、カウンター以外はほぼ満席でした。
おススメとあったので、ランチのセットメニューを注文。
・ブロッコリーとチキンのカレー
・ナンとライス
・鶏肉をスパイシーな味付けで焼いたもの
・サラダと野菜の小鉢
・プレーンラッシー
こんなボリューミーなのに税込1080円という、インドカレー屋仕様になっております。ナンもカウンター目の前にあるタンドリーで注文を受けてか焼くので、少々時間がかかりますが、味は抜群。単純に小麦粉を水で練って焼き、バターを表面に塗っただけのもののはずですが、なぜこんなにおいしいのか不思議なくらいです。気持ち、バターのせいでちょっと甘めなナンになっています。カレーがなくても、これだけでエンドレスで食べられそう笑
肝心のカレーは間違いない、といった味付け。激辛を選びましたが、あまり辛さを感じずちょっとマイルドなくらいです。スパイシーさを追求する人にはちょっと物足りないかもですが、万人受けするオーソドックス、安定感のある味です。ブロッコリーもチキンもごろっとはいっております。
店員さんもインド系の方で、ちょっとのんびりした感じですが、気持ちよくせっきゃくしてくれました。ちなみに、インドカレー屋特有というか・・ナンはおかわり自由です。
おススメ!
【焼肉】海豚(うみぶた)@仙台駅東口
仕事で一山越えたので、慰労会がてら肉食い行こう!となったので、仙台駅東口にある「海豚」さんに突入。
駅から歩いて5分、hey周平のちかくのビルの2Fにあります。店内は細長めで、全体的に明るい木をきちょうとしたログハウスっぽさもある印象。良い意味で焼肉屋っぽくなく、煙も匂いもないです。
お盆期間中でしたが、木曜ということもあってかお客は僕らだけ。クーポンで3種盛りが割引だったので、それを注文しつつ、飲み放題と単品で数品。
テーブル備え付けではなく、七輪焼きなのもポイント高し。メニューはラムも含め、豚、牛の主な部位とホルモン、といった感じ。特にメガ盛りホルモン1580円は、皿に「こんでもか!」というくらいにいっぱい入って出てきます。脂ぎった系のホルモンではなく、いくらでも食べれちゃうタイプのかみごたえのあるホルモンです。
大人5人で行って、しこたま飲んで食べましたが、仕上がりは一人4500円。素晴らしいコスパ笑
おいしい焼肉で値段を気にせずのみたい方におススメです!
【ディナー】SORA@新潟
お盆のお墓参り&帰省のため、新潟まで行ってまいりました。太平洋側の夏は言わずもがなですが、日本海側も晴天だとなかなかの気温になります。
今回、夕飯を古町にある「SORA」さんでいただいてきました。
イトーヨーカドーやら三越の近くにある、リフィーターバンに隣接する雑居ビルの2
Fにあります。初見だとちょっとわかりづらいかも。
外からみると小さい店舗かと思いきや、階段を上がって入り口のドアを開けると、ちょっと細長ですがひろびろとして落ち着いた空間が広がっています。
せっかくの機会だから、と今回は飲み放題なしの4000円のディナーコースを注文。内容としては、
・キッシュ等がワンディッシュに乗った前菜
・鮎を使った魚料理
・白身魚を使った魚料理
・牛を使ったお肉料理
・デザート(桃のソルベ、チョコレートのブリュレ)
正直、この値段でこのボリューム、このクオリティは生まれて初というレベルです。
一品一品、全力投球という感じで、一口ずつ口に入れてはフォークを置き、目を閉じて余韻に浸っていたくなる、そんなレベルでした。肉なんて4cm近いのでは?という厚さですが、丁寧に火を加えられており、とても柔らか。これだけで4000円は取れそうな味です。
超、がつくほどおススメな一方、あんまり混雑して欲しくないという思いもあったり笑
【ランチ】お多幸本店
汁まみれの米に豆腐乗せただけじゃね?と若干疑いの目で食べログサイトを見ておりました。すいません。
評判とおり、激にウマ〜でした笑 素朴な食材でも、手をかければこんなクオリティの料理になるのかと思わせてくれるようなお手本ですね。
おでんが3or4品から選べるおでんランチに、鳥の一枚肉を焼いたランチもありましたが、ここは定番のとうめしランチを注文。ちなみに、平日12:30頃の入店でしたが、一人だったこともあり、すぐに案内してもらえました。
人気店ということもあり、厨房の他、カウンター奥でも御膳の準備をしてるので、注文から待たずに食べられます。
豆腐が乗ったご飯にスジ煮込み、大根さらだにしじみの味噌汁、沢庵に刻みネギ。
正直、とうめしと煮込み以外は気持ち程度な感じです。ただ、主力の?二品、特にとうめしが美味。豆腐もかなり柔らかな絹ごしで、つるんと飲めそうなくらい。
しかもこのクオリティで670円。東京のランチでは格安ですね。
おススメ!
【ランチ】ぴょんぴょん舎
暑い時にこそ熱くて辛いものを食べる、なんて格言に準じてみました。
細田守監督の「ミライの未来」を鑑賞後、ちょうどお昼だったのでパルコ2の1階にぴょんぴょん舎にいってみました。毎晩混雑している人気店ですが、11時半頃ということもあってか、待たずに座れました。ただ、12時前後になると予約客も続々と来店し、待ちがでる状況に。待ちたくない方は席の予約をお勧めします。
以前、盛岡に行った際にもぴょんぴょん舎の本店に突入して定番の冷麺をいただいたので、今回は別メニューに挑戦。辛い温かい冷麺という、もはや日本語の根本を問われるようなメニューを注文してみました。メニューの写真からして赤い。。。
到着したら、こんな感じ 笑
辛いラー油の効いたスープに茹でたニラ、ネギ、もやしとホロホロになるまでにこまれたお肉がトッピング。麺はよく冷麺で使われるコシの劇強な麺ですが、スープは温かいという面白い取り合わせ。
流石に辛いですが、後を引く清々しい辛さ。麺がツルツルなので、よくスープがからんでという感じではなくちょっとバラバラ感がありますが、スープと一緒に煮ているのか、ちゃんと味がしみていました。ちょっと王道からは逸れるかもしれませんが、個人的にはアリです!辛いもの好きな方は是非トライを。
【映画】未来のミライ
時をかける少女、サマーウォーズ、バケモノの仔と安定して良い作品を生み出す細田守監督の最新作。
シートは4割くらい埋まっており、意外と子供が多い印象でした。ただ、作品の内容は十分大人向け。
建築士のお父さん、編集者のお母さん、二人の子供のグンちゃんと未来ちゃん、そして飼い犬のペットゆっこ。
両親の愛情を一身に注げられてきたグンちゃんでしたが、妹の未来ちゃんが生まれて状況が一変。両親はなかなか構ってくれません。
そんな状況に癇癪を起こすグンちゃんでしたが、空想の世界で人間化したゆっこ、高校生になった未来、昔のひいおじいちゃん、子供の頃のお母さん、お父さん、そして将来の自分と接し、少しずつ大人になっていきます。
個人の成長が丁寧に描かれているな〜思いつつも、「一人の人間が今ここに存在することは、過去の多数の選択の結果である」という当たり前ながら忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる作品でした。
テーマは奇抜なものではありませんが、観た後、少し優しい気持ちになれる、そんな作品です。
【映画】未来のミライ
時をかける少女、サマーウォーズ、バケモノの仔と安定して良い作品を生み出す細田守監督の最新作。
シートは4割くらい埋まっており、意外と子供が多い印象でした。ただ、作品の内容は十分大人向け。
建築士のお父さん、編集者のお母さん、二人の子供のグンちゃんと未来ちゃん、そして飼い犬のペットゆっこ。
両親の愛情を一身に注げられてきたグンちゃんでしたが、妹の未来ちゃんが生まれて状況が一変。両親はなかなか構ってくれません。
そんな状況に癇癪を起こすグンちゃんでしたが、空想の世界で人間化したゆっこ、高校生になった未来、昔のひいおじいちゃん、子供の頃のお母さん、お父さん、そして将来の自分と接し、少しずつ大人になっていきます。
個人の成長が丁寧に描かれているな〜思いつつも、「一人の人間が今ここに存在することは、過去の多数の選択の結果である」という当たり前ながら忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる作品でした。
テーマは奇抜なものではありませんが、観た後、少し優しい気持ちになれる、そんな作品です。
【書評】知ろうとすること。/早野龍五・糸井重里
東大の早野教授と糸井重里の、福島の原発事故について対談記録。対談というか、糸井重里が生徒役で早野教授が先生、といったポジショニング。
全編にわたり、原子力(放射線)の危険性が平易な言葉で綴られていて、前知識のないひとでもすらすら読めます。
糸井重里が早野教授を知ったのは、震災後の福島関連のツイッターと通じてだそう。淡々と裏付けのある事実を、正義を掲げるでも変に悲観的になるでもなく述べる姿に、これは信頼できるひとだ、と判断したそう。
自分も仕事上、時々報道に関わることがありますが、
・文や映像になっているコンテンツにも、いくらでも誤りがあること
・社風や記者の考え、思想より、「印象」をいくらでも操作しうること
をよく痛感します。福島で農作物に含まれる放射線量の基準値が見直される、という事象がありました。もともとの数値も世界的に見て十分安全だったものを、より厳しく見直したという内容なのですが、メディアによっては以前の基準値が甘すぎたのではないか、とか、再設定された基準値も危ないのではないかといった論調がほとんどでした。
確かにそういった点からの検証も、一般市民の視点からすると大事なのはわかりますが、もっと大切なのは、新しい基準値にどのような意味合いがあり、含有されるリスクはどの程度なのかということなのかと。
科学者にはそれを説明する、ある種の義務がありますし、「一般の人は何度説明してもわかってくれない」という愚痴で終わらせてはいけないですね。
放射線の基礎知識、福島の現状、報道のありかたを考える参考に!
【居酒屋】船頭
以前から店の前を通るたびに気になっていたお店。昨夜、ふと覗いてみたら営業中&空席もあったので、突入してみました。
お上品な老夫婦が主で営業していることもあってか、日曜日が定休日だったり夜10時頃には閉店したりと、夜遅めのサラリーマンにはなかなかレアなお店。
入店すると右手に小上がりの卓が二つ、左手にテーブル席、あとはL字型のカウンター。今回はカウンターに着席。
おかみさんに、セットがおススメと伺ったので、迷わずセットを注文。このセットがなかなかおトクで
・お通し(今回はおひたし、ふろふきダイコン、一口はんばーぐ)
・お刺身3点盛り
・なすの田楽
・焼き魚
に好きな飲み物1杯がついて(日本酒でもOk)で込み込み2000弱という値段。お腹いっぱい、という感じにはなりませんが、大人がゆっくりつまみながらお酒を飲むには十分な量。奇抜な味付けはありませんが、どの料理もしっかりしていてどこか懐かしさも感じつつ、きちんとしてるなという印象でした。行きつけにするにはいいかも。おかみさんもお店のお客さんたちもうるさくなく、落ちいて飲むことができます。