【映画】コッホ先生と僕らの革命
実話に基づいた映画シリーズ第二弾。
ドイツサッカーの父、コッホ先生とそれを取り巻く少年達を描いた作品。
ブンデスリーガといえばプレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA等と並んで世界最高レベルのサッカーリーグであることから、長い歴史があるものだと思い込んでいたが、実は正式に受け入れられたのはここ100年前くらいのことらしい。
イギリスに留学に行ったコッホは、試験的に「英語教師」としてドイツの学校へ赴任する。しかし、ドイツには戦争の影響もあり反英の雰囲気が根強く残っており、生徒も素直に彼を受け入れてくれようとはしない。
そんな状況を打開するために用いた手段が「サッカー」であった。shoot、pass、right、left・・と英語の勉強というよりスポーツで体を動かすことがメインになってる感は否めないが、生徒は皆この珍しいスポーツを心から楽しみ、コッホも徐々に受け入れられていく。
しかし、反英の雰囲気は根強く理事長を中心にその活動を心良く思わない者も多く、ついにはサッカー禁止となり、コッホも学校を追われるこことなってしまった。
そんな状況を打開してくれる奇跡の一発?が最後に起こるのだが、それは作品をご覧になって下さい。
スポーツに貧富の差はないこと、フェアプレーの大切さ、新しい試みをする難しさ等色々な切り口で見ることができるかと思いますが、一つのボールを追いかける少年たちの姿に心を打たれました。おすすめです!