ずんのブログ

新潟県関連、趣味やお店情報、そして雑感

【ランチ】ぴょんぴょん舎

暑い時にこそ熱くて辛いものを食べる、なんて格言に準じてみました。

細田守監督の「ミライの未来」を鑑賞後、ちょうどお昼だったのでパルコ2の1階にぴょんぴょん舎にいってみました。毎晩混雑している人気店ですが、11時半頃ということもあってか、待たずに座れました。ただ、12時前後になると予約客も続々と来店し、待ちがでる状況に。待ちたくない方は席の予約をお勧めします。

以前、盛岡に行った際にもぴょんぴょん舎の本店に突入して定番の冷麺をいただいたので、今回は別メニューに挑戦。辛い温かい冷麺という、もはや日本語の根本を問われるようなメニューを注文してみました。メニューの写真からして赤い。。。

到着したら、こんな感じ 笑

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辛いラー油の効いたスープに茹でたニラ、ネギ、もやしとホロホロになるまでにこまれたお肉がトッピング。麺はよく冷麺で使われるコシの劇強な麺ですが、スープは温かいという面白い取り合わせ。

流石に辛いですが、後を引く清々しい辛さ。麺がツルツルなので、よくスープがからんでという感じではなくちょっとバラバラ感がありますが、スープと一緒に煮ているのか、ちゃんと味がしみていました。ちょっと王道からは逸れるかもしれませんが、個人的にはアリです!辛いもの好きな方は是非トライを。

【映画】未来のミライ

時をかける少女サマーウォーズ、バケモノの仔と安定して良い作品を生み出す細田守監督の最新作。

シートは4割くらい埋まっており、意外と子供が多い印象でした。ただ、作品の内容は十分大人向け。


建築士のお父さん、編集者のお母さん、二人の子供のグンちゃんと未来ちゃん、そして飼い犬のペットゆっこ。

両親の愛情を一身に注げられてきたグンちゃんでしたが、妹の未来ちゃんが生まれて状況が一変。両親はなかなか構ってくれません。

そんな状況に癇癪を起こすグンちゃんでしたが、空想の世界で人間化したゆっこ、高校生になった未来、昔のひいおじいちゃん、子供の頃のお母さん、お父さん、そして将来の自分と接し、少しずつ大人になっていきます。


個人の成長が丁寧に描かれているな〜思いつつも、「一人の人間が今ここに存在することは、過去の多数の選択の結果である」という当たり前ながら忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる作品でした。

テーマは奇抜なものではありませんが、観た後、少し優しい気持ちになれる、そんな作品です。

【映画】未来のミライ

時をかける少女サマーウォーズ、バケモノの仔と安定して良い作品を生み出す細田守監督の最新作。

シートは4割くらい埋まっており、意外と子供が多い印象でした。ただ、作品の内容は十分大人向け。


建築士のお父さん、編集者のお母さん、二人の子供のグンちゃんと未来ちゃん、そして飼い犬のペットゆっこ。

両親の愛情を一身に注げられてきたグンちゃんでしたが、妹の未来ちゃんが生まれて状況が一変。両親はなかなか構ってくれません。

そんな状況に癇癪を起こすグンちゃんでしたが、空想の世界で人間化したゆっこ、高校生になった未来、昔のひいおじいちゃん、子供の頃のお母さん、お父さん、そして将来の自分と接し、少しずつ大人になっていきます。


個人の成長が丁寧に描かれているな〜思いつつも、「一人の人間が今ここに存在することは、過去の多数の選択の結果である」という当たり前ながら忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる作品でした。

テーマは奇抜なものではありませんが、観た後、少し優しい気持ちになれる、そんな作品です。

【書評】知ろうとすること。/早野龍五・糸井重里

東大の早野教授と糸井重里の、福島の原発事故について対談記録。対談というか、糸井重里が生徒役で早野教授が先生、といったポジショニング。

全編にわたり、原子力放射線)の危険性が平易な言葉で綴られていて、前知識のないひとでもすらすら読めます。

糸井重里が早野教授を知ったのは、震災後の福島関連のツイッターと通じてだそう。淡々と裏付けのある事実を、正義を掲げるでも変に悲観的になるでもなく述べる姿に、これは信頼できるひとだ、と判断したそう。

自分も仕事上、時々報道に関わることがありますが、

・文や映像になっているコンテンツにも、いくらでも誤りがあること

・社風や記者の考え、思想より、「印象」をいくらでも操作しうること

をよく痛感します。福島で農作物に含まれる放射線量の基準値が見直される、という事象がありました。もともとの数値も世界的に見て十分安全だったものを、より厳しく見直したという内容なのですが、メディアによっては以前の基準値が甘すぎたのではないか、とか、再設定された基準値も危ないのではないかといった論調がほとんどでした。

確かにそういった点からの検証も、一般市民の視点からすると大事なのはわかりますが、もっと大切なのは、新しい基準値にどのような意味合いがあり、含有されるリスクはどの程度なのかということなのかと。

科学者にはそれを説明する、ある種の義務がありますし、「一般の人は何度説明してもわかってくれない」という愚痴で終わらせてはいけないですね。

放射線の基礎知識、福島の現状、報道のありかたを考える参考に!

https://www.amazon.co.jp/知ろうとすること%E3%80%82-新潮文庫-早野-龍五/dp/410118318X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1532873693&sr=8-1&keywords=知ろうとすること

 

 

 

 

 

【居酒屋】船頭

以前から店の前を通るたびに気になっていたお店。昨夜、ふと覗いてみたら営業中&空席もあったので、突入してみました。

お上品な老夫婦が主で営業していることもあってか、日曜日が定休日だったり夜10時頃には閉店したりと、夜遅めのサラリーマンにはなかなかレアなお店。

 

入店すると右手に小上がりの卓が二つ、左手にテーブル席、あとはL字型のカウンター。今回はカウンターに着席。

おかみさんに、セットがおススメと伺ったので、迷わずセットを注文。このセットがなかなかおトクで

・お通し(今回はおひたし、ふろふきダイコン、一口はんばーぐ)

・お刺身3点盛り

・なすの田楽

・焼き魚

に好きな飲み物1杯がついて(日本酒でもOk)で込み込み2000弱という値段。お腹いっぱい、という感じにはなりませんが、大人がゆっくりつまみながらお酒を飲むには十分な量。奇抜な味付けはありませんが、どの料理もしっかりしていてどこか懐かしさも感じつつ、きちんとしてるなという印象でした。行きつけにするにはいいかも。おかみさんもお店のお客さんたちもうるさくなく、落ちいて飲むことができます。

tabelog.com

 

 

【書評】本物の思考力/出口治明

ライフネット生命の会長をしている出口治明さんが、思考力について語った本。

第1章では世間一般に蔓延る「常識」にスポットを当てて、いかに人々が思考停止状態に陥っているかが書かれていています。

・夫婦同姓は日本の伝統

・日本の特徴は勤勉さ、真面目さだ

メディアでもあたり前のように述べられる枕詞ですが、きちんと調べると如何に誤った認識であるかがすぐにわかります。

第2章以降では、出口さんの経験も踏まえた思考力の鍛え方が述べられています。主張を簡単にまとめると、

数字、ファクト、ロジックの3点セットを用いて、腹落ちするまで考えよ

ということ。上に述べた常識も、ファクトと数字を調べればすぐに誤っているこがすぐにわかります。全編を通して、出口さんの飄々として気負い過ぎていない人生への向かい方がにじみ出ていて、肩肘を張っている人にはよい刺激になるかと思います。

以下、印象的だったフレーズのメモです。

・知識や経験を日頃から深めておけば、新たな対象に出会ったとき、より多くのものを学び取ることができる(→旅行などで新たなものに出会って、「デカイ!」「すごい」という薄っぺらい感想で終わらせない)

山本義隆さんのコメント「専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものと語を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです。」

・「思考力を高めるためには、きちんと書かれたテキストを一言一句丁寧に読み込んで行くことが大切。句読点一つ煮物意味がある。そうして、著者の思考プロセスを追体験することによってしか、考える力は鍛えることができない。」

・頭の中を整理するには言語化すること。漠然としたいんしょうではなく、きちんと言語化すること。人に話をするのでも、ブログ等で発表するのもよし。ちなみに出口さんは、本や映画の感想を喋りまくるらしい 笑

考える力をつけたいなと思っている人には、参考になるかと思います。

https://www.amazon.co.jp/本物の思考力-小学館新書-出口-治明/dp/4098252791/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1532765736&sr=8-1&keywords=本物の思考力

 

 

【居酒屋】善平

昨日はプレミアムフライデー

日本を愛する我々が、国の進める運動に逆らうわけにはいきません。午後休、とはいきませんでしたが、大学の同期数名に声をかけたら都合よし、とのことだったので急遽プチ同窓会を開催してみました。場所はこじんまりと個室でそれなりに美味しいものが(大人なので)食べられそう、かつ仙台駅から近いという2点から絞り、善平さんに。

www.hotpepper.jp

パルコとアエルのあいだに細い道路がありますが、アーケード側からその道路を線路に突き当たるまで直進すると地下道があり、その地下道を抜けるとすぐです。ペデストリアンデッキからもアクセス可です。

店の中は、赤色を基調としてちょっと派手めな感じ。単品の飲み放題も90分1500円からあり、使い勝手はよいかも。料理は全体的に普通からやや高めな設定ですが、どれも凝ったつくりで面白いです。サラダが金魚鉢で出てきます笑

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ほっけも可愛らしいおまけが・・笑

4名で仕上がり一人4500円でした。帰りには店員さんがプチ土産(おせんべいや飴)をくれました。こういう、小さいサービスってこころがほっこりしますね。

【居酒屋】金蔵

先日、一緒に仕事をしているグループのメンバーに一部入れ替えがあったので平日に歓迎会を行いました。皆、連日の激務に疲労の色も見えたので、スタミナつけに肉を喰おうということになり、「金蔵」さんへ。
勾当台公園三越の間にある雑居ビルの5階にあります。



今回は少し豪華に5000円のコースに。
前菜のナムル、キムチの盛り合わせからスタートし、豚、牛のさまざまな部位の肉を一人2切れくらいずつ食べ、最後に小盛の冷麺でシメという内容です。
飲み放題ば、ビールだけでも琥珀エビスやカールスバーグなど複数の種類があり、充実してます。
肝心のお肉も厚切りで食べ応えありです。質も良好。
七輪で焼く形式ですが、直上に煙の吸引機があり全然煙たくありません。
少しお上品に美味しいお肉を楽しみたい方、おススメです!




【試験】技術士 建設部門

経験年数も満足したということで、国家資格である技術士にトライ。

トライアンドエラー感ぷんぷんな手応え。。。

 

●試験内容

巷に溢れるテキストやネットで検索すればいくらでもでてきますが、

・20問中15問を選択し、解答するマークシート式の試験

・4題のうち2題を選択し、解答を論述する記述式試験

・2題のうち1題を選択する、実地に則った内容の試験

・2題のうち1題を選択する3枚論述の試験

という盛りだくさんな内容です。受験人数もかなりの数で、体育館くらすの会場がほぼ満席。年齢層は幅広く、30代から40代がメインか、といった感じ。

●結果

おそらくマークシートと課題解決論文と最後の3枚論述はそこそこ対応できましたが、2枚論文が最後までマスを埋めきれずでした。

●対策

言い訳にしかなりませんが、対策としては6月に着手し、過去問中心に取り組んで来ました。過去5年分を4から5周くらいできたので、マークシートは問題なし。

課題はやはり論述への対応でした。パッと解答が思いつくものの、実際に手で紙に書き、最後の方の行まで埋めるというのは、それなりの訓練が必要そうです。意外と漢字は忘れてませんでしたが、人が読める精度で早く書くというのはなかなかの難儀。。

ただ、手応えとしては対策すればいける、という印象でした。もし今年がアウトだとしても。。。次、頑張ります 泣

 

【雑感】ハードワーク

忙しい。

社会人生活を送っているとよく聞く言葉。個人的には、「お金がない」というのと同じで、相対的に自分の状態を形容する言葉で、発してもあまり意味がない(改善しない)ので、あまり口に出さないようにしている。というか、あまり発しようとも思わないですが・・。自分や自分の周り、会社単位で見れば濃淡はあるでしょうが、きっと「忙しい」と発している人でも安倍首相や大統領よか忙しい人はいないでしょうからね。

かと言って、愚痴やストレス発散の意味も込めて他の人が口に出すことに文句を言うつもりも毛頭ありませんし、それにイライラを感じることもないのですが。

 

今、会社で自分のいる部署は社内でも有数の忙しい(残業時間が多い)方です。上司の方も1ヶ月間、一日も完全オフの日を持たずに走り続けている方もいますし、週休2日なんて余裕がなく取れないような状態です。

その方も、すごく優秀かつ責任感のある方なのですが、さすがに眠れない日や手足に痺れが・・という話を聞くと残念な気持ちになったりもします。

今が一番きつい!とだましだまし走っておりますが・・。責任感の強さは社会人として有しておくべき資質でしょうし、自分で背負い込んでやり遂げたときの達成感は何物にも変え難いものでしょうが、それにしても、という思いです。

自分に重荷を分担してあげられるだけの力があれば、と思ったりもしますが。

 

なんかしんみりした文になってしまいましたが、自分が落ち込んでいるというより、上司の方々を見てそんなことを感じた今日このごろ、という雑感でした。