【ラーメン】ラーメンビリー
今日は朝から家の掃除。
床を拭き、トイレを磨きに磨き、換気扇のフィルター交換までと、半分大掃除クラス笑
で、昼頃に幸町のイオンまで買い出しに。お腹が減ったので、まず腹ごしらえということでぷらっと寄ってみたのが、ラーメン ビリーさんです。
店の隣には有頂天という山形のラーメン屋さんがあり、どちらも混雑していました。
が、知り合いのオススメってのもありこちらに。
入り口で食券を購入し店員さんに渡すと、二郎と同様にんにく、野菜、油、からめの調整ができるシステムです。お昼ってこともあり、今回はにんにく抜き、野菜増しに。
着席して待つこと5分。。。。。↓↓
もやし祭りが開催されておりました。
比率としてはもやし8のキャベツ2というところでしょうか。よく見えませんが、もやしの下には極太チャーシュー2枚と太麺がごっそり隠れております。
スープはややしょっぱめですが、野菜と食べるとちょうどいい感じです。チャーシューも柔らかく、美味。麺はすするというより咀嚼するという表現の方が適切ではと思うクラスです。
今回は780円のふつーのラーメンにしましたが、お腹がはち切れんホドの食べ応えでした。二郎よかあっさりしてて、店内も天井が高くゆったりしてます。
空腹でこれでもかと麺を喰らいたい人に!
【ラーメン】麺匠ぼんてん
仕事終わりに無性に辛いものが食べたくなり、仙台駅東口にある麺匠ぼんてんさんへ。
仙台駅のヨドバシカメラ近くにあり、駅からは徒歩5分程度。大通りから一本裏の路地に入ったところにありますが、周りに牛タン屋さんや飲み屋さんがあるので、見つやすし。
目的は辛い味噌ラーメン(結構激辛らしい。。。)でしたが、売り切れとのことで普通の醤油ラーメンを注文。入店してすぐ左手側の食券機で買うシステムです。
醤油のほか、塩、つけ麺、そして季節限定ラーメンがあるそうです。
注文からやく5分、出てきたのが写真のラーメンです。
透き通った醤油ベースのスープに中太の縮れ麺、トッピングはネギとチャーシューとという王道のラーメン。
良い意味想像通りの味、というかほっとするような味です。決してインパクトがあったり、刺激的な味付けがされているわけではありませんが、飽きのこない味でスープまで完飲できそうな感じでした。
量も普通で、大食いの人には少し物足りないかもしれません。
卓にはブラックペッパーと七味があるので、味の変化をつけたいときに。ちなみに、七味はあまり辛くない系統のものです。
仙台で王道の醤油ラーメンを食したい人にオススメ!
【書評】服用危険
自分が幼かった頃はバナナダイエット、最近主流になりつつある糖質制限、アメリカのセレブの間でも流行しているらしいマクロビダイエット。。。昔から数多くのダイエット法が提案されては消えていく。
健康に関するものとしては、他にサプリやら数多の健康食品があり、こちらもまた結構な市場になっているそうな。それだけ、世の人々の健康に対する意識が高いという一方、簡単で確実に効果がでる手法や商品が少ないため、このような百花繚乱となっているのかもしれません。
本書は、そのような状況を踏まえ、あくまで科学的な証拠、エビデンスを用いて「危険もしくはやめるべきもの」と「ほぼ間違いなく効果がある」ものを紹介しています。あくまで科学的な姿勢で書かれており、絶対〇〇という断定はしておらず、できるだけフラットな立場です。それだけに信頼感があります。
まず、幸せ・健康に生きていくために間違いなく効果があるもの。
1 親友をもつ
2 加工食品をさけ、できるだけそのままの食材を摂取する
3 歩く
えっ?と拍子抜けしてしまいそうなほどシンプルです。個人的には1が意外でした。うさぎは寂しくなると。。。という話はききますが、人間も全般的には孤独や寂しさに弱い生物なのかもしれません。
一方で、危険もしくはやめるべきものはもっとシンプルで
•ほとんどの偏ったダイエット手法、クスリ、サプリ
とのこと。詳細は本書をご覧いただきたいのですが、現段階できちんと効果があると言い切れるようなサプリはほとんどなく、逆に副作用の方が大きく、トータルでみると寿命を縮めてしまうようなものもたくさんあるとか。
文字が大きくさらっと読めますが、健康に興味がある方や健康情報との向き合い方に一石を投じてくれるよいいっさつです。おススメ!
【書評】バッタを倒しにアフリカへ
「バッタに食べられたい」
狂気。そんな夢を語ることから本書はスタートする。
こう書くと、ヤベエ本か?と勘違いされそうですが、中身はバッタ研究者のこれまでの人生と奮闘ぶりをユーモアを交えて綴ったもの。ディープ、あまりにディープな世界がそこにはありました。
日本でいうポスドク、という言葉にはどこか悲壮な響きがありますが、本書の著者も「バッタ」というニッチな分野を研究しているだけあって、博士取得後の就職は、引く手数多とはいかなかった模様。
そこで、学振に応募して単身モーリタニアに。え、モーリタニアってどこ?アフリカの西の端の国です。日本にタコを輸出してます。
モーリタニアに着いてからの人間関係や文化の紹介、京都大学の白眉プロジェクトへの応募やニコニコ学術会議βの裏側などが綴られています。側から見るとパーマネントの職に付けなくてさぞ不安な。。と思いきや、研究者だけあって自分を客観視しつつも自虐ネタも交えて書かれており、一気に読みきりました。
自分の好きを追求し、夢をかなえた研究者
ということになるのかもしれませんが、その裏には苦悩や辛い思い、そしてその中でのささやかな喜びがいっぱいつまっています。
研究者を目指す人はもちろんですが、エッセイとしてみても面白いです。
おススメ!
だし茶漬けえん エスパル仙台店
仙台駅東口側の再開発で、成城石井やらデリカ、ベーカリー等仙台初出店のお店がたくさん出来て楽しい限りなところですが、その一角にある当店。
以前から前を通る度に気になっていたので、本日突入してみました。
メニューは一押しの鯛茶漬けを始め、奄美大島の鶏飯や変わり種だと期間限定のヒラメ茶漬けがありました。私はサケ茶漬けを注文。
ちなみに、値段はかわりませんが小盛り、普通盛り、大盛りを食券機で選んで注文するシステムです。店内はカウンターのみの15席ですが、お茶漬けというだけあって回転は結構早く、自分たちも夕食どきに行きましたが、ほとんど待たずでした。
メインのお茶漬けに漬物、豆腐の小鉢というセット内容。ちなみに、お出しはおかわり自由です。このお出汁が絶品です。
濃くてインパクトが!というものではありませんが、お出汁を口に含み、鼻から息を吐くとよい香りが広がります。シャケの切身2切れとイクラ、そして昆布の佃煮がトッピングされておりましたが、塩梅もよく、ほっとする味です。
お茶漬けにしては850円と安くはありませんが、食べる価値ありです。
わらび座 ジパング青春期 感想
会社の方から標記のチケットを譲り受けたので、見に行って来ました。
劇団わらび座の「ジバング青春期」。
かなり久々のミュージカル(舞台)の鑑賞でしたが、終わってみるとかなり面白かったです。2時間近くの公園でしたが、あっと言う間に終わった感じでした。
時は1600年頃。1611年の慶長の津波で三陸地方沿岸は大きな被害を受けます。主人公は、宮城石巻に住むリュウタという男の子。
津波で被害を受けた石巻の人々に、藩主伊達政宗は理由も告げずに山の木を1000本切り出すよう命じます。しかし、時期は厳冬期。さらに携わる人々は津波で家族を失ったり、財産を失った人ばかり。進捗がでるはずもありません。果ては、「政宗の道楽用の船のための木」とまで噂が流れる始末。
リュウタは山を越えて干物を売りにいっていたため、津波から逃れることができましたが、残念な事に大切な姉を亡くしてしまいます。家族を亡くし、目的もよくわからないきつい仕事をやらされるリュウタは遂に指示を出すお侍さんに歯向かってしまい、ひどい暴行を受けます。それを見て助けの手を差し伸べてくれたのが、後に親友になるミゲルでした。
時が経ち、ついに木材の使い道が明かされます。それは、メキシコとスペインに遣欧使節のための巨大な船なのでした。家康が海外から使いを寄こすよう要請をうけていたにも関わらず、放置していたことにしびれを切らした政宗が、独断で動いていたのでした(最終的には許可をもらいます)。
姉を失い、自暴自棄になっていたリュウタでしたが、完成した船、サン・ファン・バウティスタ号を見て、どうしても乗りたい!という衝動に駆られます。しかし、船員はいっぱい。もちろん断られるわけですが、そこで手を貸してくれたのはミゲルでした。
政宗に直談判の末、なんと乗船を許可されます。政宗の「財宝を載せても(リュウタという)夢を乗せ忘れて海外に行ったところで何になる!」というセリフが熱い。
キャプテンの支倉常長、親友のミゲル、ミゲルのお師匠ビスカイノと共に、メキシコへ。その後はいかに・・・。
といったストーリー。
1611年の慶長の大津波もサン・ファン・バウティスタ号(現在は観光施設になっています)も支倉常長も名前はしってましたが、それらの繋がりがイメージできたのも個人的にはありがたかったです。
途中でミゲルが「サン・ファン・バウティスタ号なんて名前じゃなくて、伊達政宗号にすべきだ!」なんてセリフもありましたが、ハッとさせられました。確かに、なんで政宗と宮城の人が一生懸命作ったのにそれらと全く関係のない名前にしてしまったのか。色々と政治的は背景もあったのでしょうが、残念な気もします。以前テレビ番組で外国人が「なぜ日本人は自分たちの言葉じゃなくて英語の書かれたTシャツばかり着てるんだ」と半分おもしろ発言をしていたことを思い出しました。
もちろん、海外の文化や言語をすべて排除することが良いこととは思っていませんし、日本に住む海外の人が増えたりすることに伴い、英語の表記が増えることは利便性の面からいっても良いことだと思います。ただ、卑屈になったり海外至上主義になったりせず、日本のここは良い!日本語のここが素晴らしい!と主張すべきところはすることが大事なのかと。そのためには、知識も必要なんでしょうが。
そんなことを考えたミュージカルでした。決して安い金額ではありませんが、見て損はありません。オススメ!
ちゃんと理解すること
先日、東京電力の福島第一原子力発電所に関わる第2回の裁判が開かれました。予想通り、翌日の各社の新聞にはデカデカと関連記事が掲載されたわけですが。。
「東電 強制起訴」
なんとなく流してしまいそうですが、起訴ではなく「強制」起訴です。中学校の公民の授業か高校の時の政治経済の授業で習った記憶があるようなないような。ちなみにこの言葉、検察がするのは起訴ですが、検察が不起訴処分とした場合に検察審査会により起訴されることを指すそうです。
ちなみに、検察審査会とは国民により構成される審査会で、検察の判断が妥当か否かをジャッジしています。検察の起訴する権利の独占を防ぐ意味合いを持つわけですね。なんか東京電力が起訴されるのは世間的に当たり前な感じもありますが、検察は不起訴としていたこともこの単語から分かるわけで。
実はわかった気になっていて、ぜんぜん分かってないことって結構たくさんありますよね。そういうことに敏感にならねばと思う今日この頃です。
ちなみに自分は「自分の言葉で他人に説明できるか否か」で理解をチェックするように心がけています。
【映画】この世界の片隅に
時は太平洋戦争末期、舞台は広島県の呉。広島から呉の書記官、周作の元に嫁いだ浦野すずを描いた物語。
広島市で生活を送るすずの元に突然の縁談話が舞い込み、嫁いだ先は書記官の北條家。どこかおっちょこちょいなすずは、姑のケイコに小言をいわれながらも、持ち前の明るさと知恵で徐々に家、地域に受け入れられていく。
平穏な日々を送るすずであったが、戦火により状況が一変。毎日のように空襲警報が鳴り響き防空壕を出入りすることに。そんな中、義理のお父さんのお見舞いに姪の晴美と出かけたすずは、投下された時限爆弾により目の前で晴美と自分の右手を失ってしまう。
自暴自棄になり、全てを捨てて広島に帰ろうとするすずであったが、自分の気持ちと素直に向き合い、自分の居場所は呉であり、この世界の片隅で自分を見つけてくれた周作へ心から感謝している自分に気がつくのだった。貧しいながらも日本は復興に向かっていく・・。というストーリーです。
はだしのゲン、火垂るの墓など戦争をテーマにした作品は何本か見ましたが、本作も特に若い人に戦争の悲惨さを伝える良い材料になるのではないかと思います。教科書だと1945年8月6日に広島にリトルボーイという名の原子爆弾が・・という文字の羅列になってしまいますが、被害者「1」にも人生があり、家族や友人がいるということだけは忘れてはならないことですよね。
不勉強でしたが、最近池上彰さんの本で日本も戦争中に原子爆弾の破壊力に目を付け、作成に向けて動いていたことを知りました。結果、日本や唯一の被曝国となり核兵器廃絶を訴える立場にありますが、戦争の状況によっては日本も原爆を落とした側になっている可能性がゼロではなかったことを考えると少しゾッとします。
北朝鮮が不穏な動きをしていますが、他人事だと思わず注視せねば、と思う今日このごろです。
【居酒屋】ミートボーイ
後輩が家業を継ぐため今年度で退職するため、ささやかながら近しい人たちで飲み会を開催。以前から気になっていた、仙台駅前アーケードのいきなりステーキの入っているビルの4階。
補足ですが、店のお兄ちゃんに聞いたところ、アーケードでお客さんを捕まえて店の中まで案内する行為は客引きに当たり、仙台だと条例違反になるとか。。
店の中はオサレが水槽があったり床がガラス張りだったりと、若干のラ◯ホ感があり、若者向けな印象。店員さんも全般的に若くて綺麗な女性の方が多かったです。
時間も時間だったので、飲み放題プラス単品で何品か注文。肉の店なのに、あまり肉料理は注文せず。。。笑 飲み物も食べ物も奇抜なものはなく、オーソドックスな居酒屋という感じ。特徴としては、サーロインやハラミのステーキがメニューに載っていることくらいでしょうか。
サーブもそれなりに早く、ストレスなく飲めました。今回、個室に案内してもらったのですが、赤いランプにクッション付きの掘りごたつ、かつ密着度の高い個室という合コンにもってこい的な設えでしたので、同行メンバーには注意が必要かも。
コミコミ一人3000円程度でしたので、若手でさっくり飲みたい時に!
【映画】ジーサンズ はじめての強盗
数ヶ月映画から遠ざかった生活をしておりましたが、久しぶりにゆっくりな土日だったので、TSUTAYAの新作レンタルで貸出がスタートしていた標記をレンタル。
モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンの3人のオスカー俳優が主演の犯罪コメディ、面白くないわけがありません。
田舎町に住む主人公3人は金欠生活を送っているのに加え、昔働いていた会社からの年金の支給までストップ、ついには孫と一緒に住む用いてまで没収されかける事態にまで陥る。返済額増加の抗議にとある銀行を訪れたところ、運悪く銀行強盗に遭遇するが、それが彼の運命を変える。こんな苦しい生活を続けていくくらいなら、いっそ3人で銀行強盗をして大金持ちになってしまおう、と 笑
知り合いの「悪いやつ」の知人に強盗のイロハを習い、必死になって訓練(?)、果たして結末は・・。
俳優3人とも流石、と言った感じでちゃんとおじいちゃん感を出しつつもキャラが立っててその比較だけでも楽しめます。
銀行強盗という重めのテーマなのに、見終わったあとある種の爽快感があるのは3人の強盗の目的が私利私欲だけではなく、あくまで必要最低限分だけ自分たちのものにして、あとは周囲の恵まれない人等に配分しているという点。フィクションですし、もちろん違法行為を推奨するわけでもありませんが。
大きなテーマとして、「富の再分配」を取り上げた映画やドラマは昔から数多く創作されてきました。ある種水滸伝やルパン三世なんかもそうかもしれませんし、強欲な少数の資産保有者から一部を取り上げ、それを恵まれない人に再分配するというストーリーが長い間人々を魅力し続けているのは、心の何処かで平等な社会を願いつつも、どうせ無理だろう、共産等の主張は極端すぎだろうと思っている(ないものねだり?)せいかもしれませんね。
累進課税なんかも再分配システムの一例かも。
ただ単純にストーリーを楽しむのが第一ですが、ちょっと広げて(的外れでも)そのストーリーや映画に惹かれる理由、面白いと感じる背景についても思いを馳せるのも楽しいもんです。
脱線しましたが・・スカッとしたい人、是非ご覧ください!