ずんのブログ

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【勉強】短時間で成果を出すための勉強法

最近、メンタリストDaiGoさんのニコニコ動画での放送を観るのがお気に入り。

テレビでの発言・振舞いを見ていても聡明な印象を受けたが、配信されている動画を見ると、その知識の膨大さとアウトプットの旨さに感心させられる。「知識の最大化」を人生のテーマに掲げているらしく、時折出てくる私生活の話を聞いても、本当にテーマを追求するのが伝わってくる(インプットを効率良くするために、徹底的に食事、運動、環境にこだわっていたり)。

月額540円で、過去の配信動画全てが見放題という超絶お得なので、

・健康、学習、心理等の幅広い分野で、最新知見に興味がある人

・自分の生活をよりよくして行きたいと考えている人

には特にオススメです。内容は、多岐にわたるテーマの最新知見を実生活に応用できるように噛み砕いて解説してくれるというもの。下手なテレビ番組で時間を浪費するよか、何倍、何十倍も濃密な時間を過ごすことができます。

 

さて、今回の内容は、過去に放送された、「時間が無い中で結果を出すための勉強法とは」というもの。備忘録がてら、メモしておきます。

 

(1)アクションゲームをせよ

・予測が必要なゲームは、学習能力の向上に効果があることが実験で証明されたとのこと。

・なぜ効果があるか、というところまでは詳細に述べられていないが、恐らくゲームの中でも「予測」する能力が必要で、ゲームによりそれらが強化される→現実世界での予測能力も強化される→勉強における「先を見る力」も強化される

という流れか。

(2)戦略的リソース利用法

・勉強する前に、自分が持っているリソースをどのように目的達成に使うかを明確化してから勉強をスタートさせる、というもの。

・具体的には、下記の7つの質問に対し、勉強前にアンサーを書いておく。

 

Q1 テストでどれくらいの成績が欲しいか

Q2 それが自分にとってどれくらい大切なのか(100点満点で採点)

Q3 その点数を取る自信がどれくらいあるか(100点満点で採点)

Q4 テストにどんな問題が出そうか

Q5 勉強に使えそうな資料・参考書を最大15個書き出す

Q6 それらのモノが、なぜ使えると思ったのかを書き出す

Q7 それらをどう使うかを書き出す

 

15分程度で終わる作業ですが、成績が5%程度上昇し、さらには勉強に対するストレスも低減したという実験結果が出ているそうな。

ちなみに自分はTOEIC受験の際にこれを試したら、25点ほどポイントアップでした。

・勉強に限らず、仕事や読書にも応用可能とのこと。

 

(3)集中できない時には優先順位の高いものだけをやる

・静かな環境とうるさい環境を用意し、15個の単語を覚える実験的をしたところ、もちろん静音環境の方が成績がよかったのですが、15個の単語に優先順位をつけて覚える作業をしてもらったところ、優先順位の高いものに限り、静音でもうるさい環境でも同じ程度の成績が得られたとのこと。

・即ち、集中できないな〜と思っていも、自分が大事だと認識でいていることであれば集中している時と同じくらいのインプット効率が得られる、ということ。

・実際に勉強する時に優先順位を単語単位で決めることはしないかと思いますが、そこは発想の転換。優先順位の高い低いをパッケージにして、自分の集中度合いで使い分けるというのが有効な手だて。

・例えば、調子の悪い時は1つの単語だけ、調子のいい時は3つというように。

 

※補足

グリーンエクササイズが脳に良いことも証明されておりますが、自然の中での勉強を週1回でもすると、1週間は高い集中力が維持できるとのこと。そのために、携帯ざぶとんの購入も推奨されておりました。

何となく昔からの自然と触れ合うとスッキリするとか気分が良くなるというのは感覚的にはありましたが、ちゃんと科学で定量的に証明されるとより納得しながら行動できますね。