【書評】勉強の結果は机に向かう前に決まる/池田潤
http://www.amazon.co.jp/勉強の結果は「机に向かう前」に決まる-池田-潤/dp/476313325X
図書館に行った際にタイトルに惹かれ借りた一冊。
高校時代にがむしゃらに勉強をしても成績が伸びなかった著者が、数々の勉強法の本を読んだり、自分で試行錯誤しながら辿り着いた結論をカタログ方式で紹介していくという内容。
実は本の内容自体には目新しい事項はない。
・勉強においては「抽象化」が大切であり、そのためには問題を解くときに「なぜ?」と問う習慣を持つべし
・モチベーションも集中力も、締め切りと目的意識が大切。目的意識については、なぜこの勉強をしているのか、や将来像を明確に描くべし
というような内容が説明方法を変えながら繰り返し述べられている。
他の本の焼き直しじゃん!と言ってしまえばそれまでかもしれないが、上の2つの事項でさえ、しっかり意識して勉強に取り組んでいる人は果たして何人いるか。
自分を戒めるという意味でも、刺激をうけることができました。