だし茶漬けえん エスパル仙台店
仙台駅東口側の再開発で、成城石井やらデリカ、ベーカリー等仙台初出店のお店がたくさん出来て楽しい限りなところですが、その一角にある当店。
以前から前を通る度に気になっていたので、本日突入してみました。
メニューは一押しの鯛茶漬けを始め、奄美大島の鶏飯や変わり種だと期間限定のヒラメ茶漬けがありました。私はサケ茶漬けを注文。
ちなみに、値段はかわりませんが小盛り、普通盛り、大盛りを食券機で選んで注文するシステムです。店内はカウンターのみの15席ですが、お茶漬けというだけあって回転は結構早く、自分たちも夕食どきに行きましたが、ほとんど待たずでした。
メインのお茶漬けに漬物、豆腐の小鉢というセット内容。ちなみに、お出しはおかわり自由です。このお出汁が絶品です。
濃くてインパクトが!というものではありませんが、お出汁を口に含み、鼻から息を吐くとよい香りが広がります。シャケの切身2切れとイクラ、そして昆布の佃煮がトッピングされておりましたが、塩梅もよく、ほっとする味です。
お茶漬けにしては850円と安くはありませんが、食べる価値ありです。
わらび座 ジパング青春期 感想
会社の方から標記のチケットを譲り受けたので、見に行って来ました。
劇団わらび座の「ジバング青春期」。
かなり久々のミュージカル(舞台)の鑑賞でしたが、終わってみるとかなり面白かったです。2時間近くの公園でしたが、あっと言う間に終わった感じでした。
時は1600年頃。1611年の慶長の津波で三陸地方沿岸は大きな被害を受けます。主人公は、宮城石巻に住むリュウタという男の子。
津波で被害を受けた石巻の人々に、藩主伊達政宗は理由も告げずに山の木を1000本切り出すよう命じます。しかし、時期は厳冬期。さらに携わる人々は津波で家族を失ったり、財産を失った人ばかり。進捗がでるはずもありません。果ては、「政宗の道楽用の船のための木」とまで噂が流れる始末。
リュウタは山を越えて干物を売りにいっていたため、津波から逃れることができましたが、残念な事に大切な姉を亡くしてしまいます。家族を亡くし、目的もよくわからないきつい仕事をやらされるリュウタは遂に指示を出すお侍さんに歯向かってしまい、ひどい暴行を受けます。それを見て助けの手を差し伸べてくれたのが、後に親友になるミゲルでした。
時が経ち、ついに木材の使い道が明かされます。それは、メキシコとスペインに遣欧使節のための巨大な船なのでした。家康が海外から使いを寄こすよう要請をうけていたにも関わらず、放置していたことにしびれを切らした政宗が、独断で動いていたのでした(最終的には許可をもらいます)。
姉を失い、自暴自棄になっていたリュウタでしたが、完成した船、サン・ファン・バウティスタ号を見て、どうしても乗りたい!という衝動に駆られます。しかし、船員はいっぱい。もちろん断られるわけですが、そこで手を貸してくれたのはミゲルでした。
政宗に直談判の末、なんと乗船を許可されます。政宗の「財宝を載せても(リュウタという)夢を乗せ忘れて海外に行ったところで何になる!」というセリフが熱い。
キャプテンの支倉常長、親友のミゲル、ミゲルのお師匠ビスカイノと共に、メキシコへ。その後はいかに・・・。
といったストーリー。
1611年の慶長の大津波もサン・ファン・バウティスタ号(現在は観光施設になっています)も支倉常長も名前はしってましたが、それらの繋がりがイメージできたのも個人的にはありがたかったです。
途中でミゲルが「サン・ファン・バウティスタ号なんて名前じゃなくて、伊達政宗号にすべきだ!」なんてセリフもありましたが、ハッとさせられました。確かに、なんで政宗と宮城の人が一生懸命作ったのにそれらと全く関係のない名前にしてしまったのか。色々と政治的は背景もあったのでしょうが、残念な気もします。以前テレビ番組で外国人が「なぜ日本人は自分たちの言葉じゃなくて英語の書かれたTシャツばかり着てるんだ」と半分おもしろ発言をしていたことを思い出しました。
もちろん、海外の文化や言語をすべて排除することが良いこととは思っていませんし、日本に住む海外の人が増えたりすることに伴い、英語の表記が増えることは利便性の面からいっても良いことだと思います。ただ、卑屈になったり海外至上主義になったりせず、日本のここは良い!日本語のここが素晴らしい!と主張すべきところはすることが大事なのかと。そのためには、知識も必要なんでしょうが。
そんなことを考えたミュージカルでした。決して安い金額ではありませんが、見て損はありません。オススメ!
ちゃんと理解すること
先日、東京電力の福島第一原子力発電所に関わる第2回の裁判が開かれました。予想通り、翌日の各社の新聞にはデカデカと関連記事が掲載されたわけですが。。
「東電 強制起訴」
なんとなく流してしまいそうですが、起訴ではなく「強制」起訴です。中学校の公民の授業か高校の時の政治経済の授業で習った記憶があるようなないような。ちなみにこの言葉、検察がするのは起訴ですが、検察が不起訴処分とした場合に検察審査会により起訴されることを指すそうです。
ちなみに、検察審査会とは国民により構成される審査会で、検察の判断が妥当か否かをジャッジしています。検察の起訴する権利の独占を防ぐ意味合いを持つわけですね。なんか東京電力が起訴されるのは世間的に当たり前な感じもありますが、検察は不起訴としていたこともこの単語から分かるわけで。
実はわかった気になっていて、ぜんぜん分かってないことって結構たくさんありますよね。そういうことに敏感にならねばと思う今日この頃です。
ちなみに自分は「自分の言葉で他人に説明できるか否か」で理解をチェックするように心がけています。
【映画】この世界の片隅に
時は太平洋戦争末期、舞台は広島県の呉。広島から呉の書記官、周作の元に嫁いだ浦野すずを描いた物語。
広島市で生活を送るすずの元に突然の縁談話が舞い込み、嫁いだ先は書記官の北條家。どこかおっちょこちょいなすずは、姑のケイコに小言をいわれながらも、持ち前の明るさと知恵で徐々に家、地域に受け入れられていく。
平穏な日々を送るすずであったが、戦火により状況が一変。毎日のように空襲警報が鳴り響き防空壕を出入りすることに。そんな中、義理のお父さんのお見舞いに姪の晴美と出かけたすずは、投下された時限爆弾により目の前で晴美と自分の右手を失ってしまう。
自暴自棄になり、全てを捨てて広島に帰ろうとするすずであったが、自分の気持ちと素直に向き合い、自分の居場所は呉であり、この世界の片隅で自分を見つけてくれた周作へ心から感謝している自分に気がつくのだった。貧しいながらも日本は復興に向かっていく・・。というストーリーです。
はだしのゲン、火垂るの墓など戦争をテーマにした作品は何本か見ましたが、本作も特に若い人に戦争の悲惨さを伝える良い材料になるのではないかと思います。教科書だと1945年8月6日に広島にリトルボーイという名の原子爆弾が・・という文字の羅列になってしまいますが、被害者「1」にも人生があり、家族や友人がいるということだけは忘れてはならないことですよね。
不勉強でしたが、最近池上彰さんの本で日本も戦争中に原子爆弾の破壊力に目を付け、作成に向けて動いていたことを知りました。結果、日本や唯一の被曝国となり核兵器廃絶を訴える立場にありますが、戦争の状況によっては日本も原爆を落とした側になっている可能性がゼロではなかったことを考えると少しゾッとします。
北朝鮮が不穏な動きをしていますが、他人事だと思わず注視せねば、と思う今日このごろです。
【居酒屋】ミートボーイ
後輩が家業を継ぐため今年度で退職するため、ささやかながら近しい人たちで飲み会を開催。以前から気になっていた、仙台駅前アーケードのいきなりステーキの入っているビルの4階。
補足ですが、店のお兄ちゃんに聞いたところ、アーケードでお客さんを捕まえて店の中まで案内する行為は客引きに当たり、仙台だと条例違反になるとか。。
店の中はオサレが水槽があったり床がガラス張りだったりと、若干のラ◯ホ感があり、若者向けな印象。店員さんも全般的に若くて綺麗な女性の方が多かったです。
時間も時間だったので、飲み放題プラス単品で何品か注文。肉の店なのに、あまり肉料理は注文せず。。。笑 飲み物も食べ物も奇抜なものはなく、オーソドックスな居酒屋という感じ。特徴としては、サーロインやハラミのステーキがメニューに載っていることくらいでしょうか。
サーブもそれなりに早く、ストレスなく飲めました。今回、個室に案内してもらったのですが、赤いランプにクッション付きの掘りごたつ、かつ密着度の高い個室という合コンにもってこい的な設えでしたので、同行メンバーには注意が必要かも。
コミコミ一人3000円程度でしたので、若手でさっくり飲みたい時に!
【映画】ジーサンズ はじめての強盗
数ヶ月映画から遠ざかった生活をしておりましたが、久しぶりにゆっくりな土日だったので、TSUTAYAの新作レンタルで貸出がスタートしていた標記をレンタル。
モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンの3人のオスカー俳優が主演の犯罪コメディ、面白くないわけがありません。
田舎町に住む主人公3人は金欠生活を送っているのに加え、昔働いていた会社からの年金の支給までストップ、ついには孫と一緒に住む用いてまで没収されかける事態にまで陥る。返済額増加の抗議にとある銀行を訪れたところ、運悪く銀行強盗に遭遇するが、それが彼の運命を変える。こんな苦しい生活を続けていくくらいなら、いっそ3人で銀行強盗をして大金持ちになってしまおう、と 笑
知り合いの「悪いやつ」の知人に強盗のイロハを習い、必死になって訓練(?)、果たして結末は・・。
俳優3人とも流石、と言った感じでちゃんとおじいちゃん感を出しつつもキャラが立っててその比較だけでも楽しめます。
銀行強盗という重めのテーマなのに、見終わったあとある種の爽快感があるのは3人の強盗の目的が私利私欲だけではなく、あくまで必要最低限分だけ自分たちのものにして、あとは周囲の恵まれない人等に配分しているという点。フィクションですし、もちろん違法行為を推奨するわけでもありませんが。
大きなテーマとして、「富の再分配」を取り上げた映画やドラマは昔から数多く創作されてきました。ある種水滸伝やルパン三世なんかもそうかもしれませんし、強欲な少数の資産保有者から一部を取り上げ、それを恵まれない人に再分配するというストーリーが長い間人々を魅力し続けているのは、心の何処かで平等な社会を願いつつも、どうせ無理だろう、共産等の主張は極端すぎだろうと思っている(ないものねだり?)せいかもしれませんね。
累進課税なんかも再分配システムの一例かも。
ただ単純にストーリーを楽しむのが第一ですが、ちょっと広げて(的外れでも)そのストーリーや映画に惹かれる理由、面白いと感じる背景についても思いを馳せるのも楽しいもんです。
脱線しましたが・・スカッとしたい人、是非ご覧ください!
【居酒屋】天ぷら居酒屋 ころも
家の近くにあって気になってはいたものの、なかなか入る機会がなかったので今回満を持して突入してみました。
場所は花京院の花京院市場の脇の階段を降りたB1F。入り口はちょっと分かりづらいかもです。意外と店の中は広く、4人くらい掛けられるテーブル席が4つと+αの席です。仙台のローカル番組「あらあらかしこ」で取り上げられたり、村井知事が来たこともあるそうな。
店名のとおり、メニューは天ぷらを中心に枝豆やサラダ等のおつまみ系、飲物はガリサワー以外、特に珍しいものはないかも。
今回は相方さんと
・天ぷら盛り合わせ2人前
・ポテトサラダ
・ガリ
・単品で紅しょうがの天ぷら、仙台せりのかき揚げ
等を注文しました。
特筆すべきは単品メニューの単価の安さ。天ぷら盛り合わせ1人前は500円という価格設定にもかかわらず、さつまいも×2、舞茸、えび、キス、レンコンというボリュー部。揚げたてサクサクで味もGOOD。配られる天つゆかテーブルにおいてある岩塩でいただくシステムですが、塩も味があってよかったです。薬味のおろし生姜が無料というものポイント高し。理由はわかりませんが、ガリが単品150円だったり、紅しょうがの天ぷらがあったり、ガリサワーがあったり、全体的に生姜押し?な感じでした。
飲物も全般300~500円と良心的な値段で、かつ量も多めです。
今回、2人で1杯ずつしか飲まなかったのもありますが、お会計が4000円というまさかの激安でした笑
美味しい天ぷらを手軽な値段で食べたい方、リーズナブルに飲み会をしたい方、おすすめです!
居酒屋 丸特漁業部AKビル店
仕事で東京から仙台に来られた方がいたので、丸特漁業部にて新年会。
チェーン店かつ駅前の地下、国分町等色々なところにお店を構えている丸特さんですが、個人的に安定感があって高評価です。
ホヤの塩辛等、地元の食材を使った料理を揃えていたり、刺身をはじめとした魚料理も全般的に新鮮で、なかなかスーパーじゃ買えないクオリティです。
ご接待いただいたので、コースのお値段までは不明ですが、刺身に鍋に天ぷらに茶碗蒸しにとお腹的には大満足なボリュームでした。
駅前で新鮮な魚貝類を食べたい方にはオススメです!
ただ、結構混んでいますのでご予約をお忘れなく。。笑
親は親
自分の両親は老いないしずっと元気だという謎の確信めいたものを持ちながら生きてきたが、さすがに自分が社会人になり親も60近い年齢になってくると、見た目も含め「年取ったなぁ」と感じることが増えてきた。
と言っても何か大きい病気をしたわけでも、認知症が始まったりしたわけではなく、健康診断で引っかかる程度の不具合はあるものの、元気でやってくれているのは本当にありがたいこと。あと、なんだかんだで2人仲良くやってくれているのも当然のようでありがたいことだと思う今日この頃。
うちは兄妹4人と現代にしては家族が多い方で、父親なんか高卒で贅沢もせず一生懸命働いてくれた。もうそろそろのんびりしてほしいものだが、今度は孫が生まれ・・と相変わらず慌ただしい日々を送っている。
自分もパートナーを見つけてそれなりの稼ぎも得ているものの、実家に帰れば子供のまま。料理は作ってくれるし、たまにご飯をおごるとか、宿泊費出すと言っても、一銭も受け取ってくれず。
お金をあげることが親孝行ではないのはわかっているものの、やっぱり敵わないなと痛感させられる今日この頃。
いつまでも元気でいてほしいし、たまには自分たちのことを中心に考えて贅沢でもしてほしいものだ。今年はついに還暦、盛大にお祝いしよう。
イオンさまさま
隠すようなことでもありませんが、自分はイオンの株主です。
現在は仙台に住んでおり訪れる機会はへりましたが、新潟に住んでいた時はこれはまあ毎週のようにイオン新潟南さんのお世話になっておりました。。。笑
行けば映画も見られ、食料品も含めて買い物が出来、それにレストランの数も多く、しまいにゃ専門店街でなんでもそろうという郊外に住む人間にとって「とりあえず行けばなんとかなる」感が半端ありませんでした。ほんで、ラウンジまで使える株主になったという流れ。
先日、秋田の横手に行った際にイオンでお土産を購入したのですが、家に戻ってからレシートを確認すると、実際の購入数よりレシートの購入数が多いことが判明しました。その場で気づいておけば・・・と思ったものの、ダメ元で連絡してみました。
確認して折り返します、というので電話を待っていたところ、まさかの返金します&ご自宅までお届けにあがりますとまで言っていただきました。
仙台なので。。。とこちらが言うと、「では、申し訳ありませんが書留で郵送させていただきます」とのこと。いやいや、申し訳ないのはその場で気づかなかった私なのですが。
疑われたり、煩雑な手続きもなく気持ちの良い対応をしていただき、益々ファンになってしまいました。自分が購入したときよりはだいぶ株価も高騰しておりますが、まだしばらくは保有しておこうと思った今日の出来事でした。