ずんのブログ

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【旅行】カナダ旅行前半

冬場は直通便がないそうですが、現在、4〜11月まではカナダまで直通便があるそう。今回は10月の渡航だったため、カルガリーまでの直通便を利用。

成田空港から片道約10時間、日付変更線を跨いでの空の旅です。エアカナダはANAとのコードシェア便一つの定期航空便に複数の航空会社の便名を付与して運航される便)のため、こっそりANAマイルカードの所有者である自分は大量のマイルも併せてゲット。

話は飛びますが、空港だと「スターアライアンスメンバーがなんちゃら」「コードシェア便で運行なんちゃら」「共同運行がなんちゃら」と訳わからんですよね・・・。

少し調べて見ました(カナダ旅行から逸れてる??)

 

まず、アライアンスとは民間航空会社あいだの航空連合のこと。簡単にいうと、商店が集まって一つの商店街を形成しているようなもの。海外旅行を計画するときには日本からも行き先が世界各地にあって、各地に空港会社がある。行きたいところに日本のANAなりJALなりの乗り入れがあれば良いですが、ない場合には海外の航空会社を使わざるを得ないわけですよね。そうすると、申し込みも面倒、マイルも「使う航空会社独自」のものしかたまらん、となると利用する側からすると不便。

そのため、利用者側の利便性を考えている航空会社複数をまとめちゃいましょうというのがアライアンスという訳。日本だと、JALが加入しているワンワールドANAが加入しているスターアライアンスが有名ですね。

コードシェアといっても、利用している側からしてみると、ANAなりJALのマイルがたまる、程度のメリットかと。

 

話戻しまして、カナダ中央西側のカルガリーまでは片道約10時間。エアカナダのサービスに関しては、エコノミーの名前とおりという感じでした。ただ、機内食があまり美味しくなかったことが残念・・。途中で空席へのチェンジをお願いしましたが、快く対応してくれました。

映画も日本語対応があまりなかったため、ひたすら読書。こういう時、Kindleはすこぶる便利です。荷物も減りますしね。

 

カルガリー空港は国際空港だそうですが、到着のタイミング(日曜午後)もあってか、がらがらでした。カルガリーからバンフへの行き方は下記サイトを参照下さい。

www.asahi-net.or.jp

 

国道1号線をひたすらに西に走り、2時間ほどで到着。途中、カルガリーオリンピックの会場などが見られたり、馬などの動物も見られたり。ちなみに、バンフは国立公園のため、個人で行く方は入園料と滞在日数分の料金が必要とのことです。

道路の両側には延々と草原と林、地平線が広がっており、カナダの雄大さを感じつつの移動でした。バンフの国立公園に入ってからは、野生動物と車両との接触事故を避ける目的から、道路の両サイドに身長の高さくらいのネットが延々と張り巡らされています。ちなみに、ネットは目に見えているだけではなく、穴を掘っちゃうお茶目な動物対策として、数十センチ根入れしているとか。

さらに面白いのが、道路上の敷地境界にテキサスゲートという特殊な構造が取られていること。これは、簡単にいうと単管を横にして隙間を開けながら並べたようなもの。こうすることで、蹄のある動物がそこを通ることができなくなる、という仕組み。

さらなる環境対策・動物の対策として、数億という単位を賭けて獣道を整備しています。国立公園内を走っていると、山も何もないところに突然トンネルが出現しますが、これはトンネルの上が獣道になっている地点とのこと。ちなみに、以前はコスト削減のために道路の下をアンダーパス状にして獣道を整備したそうですが、クマや鹿など、警戒心の強い動物は利用しなかったため、お金を賭けて今の形式にしたそうな。

きちんと整備をした後も、その効果を測定し、効果がなければ次の対策を打つ。PDCAというか、なんとなく「動物対策してあげてますよ〜」的な感覚論で終わることなく、本気になって動物のことを考えているのがわかるエピソードですね。ちなみに、クマさんはこんな対策をしても、道路を横断する獣道を使うまでに8年もかかったそう。身体はデカいのに、ビビりなんですな。

下は、バンフの街中をぶらついたときに撮影したもの。日本との時差が15時間ということもあって、身体的には少ししんどかったですが、観光欲には勝てず、街中をぶらぶら。バンフの市街地はボウ川とカナディアンロッキーに囲まれていて、どこを見ても絵はがきのよう。標高を高く、空気も澄んでいます。

写真は、特殊な設定もせず、古い一眼レフで風景撮影のオートモードで撮影したオリジナル写真ですが、それでもこの空の青さとくっきり感。空気の澄み具合も少し感じていただけるかと。本当に、肺が綺麗になりそうなほど空気が澄んでいました。

この日は、ツアーにアルバータ牛の夕食がついていたので、遠足のように皆でご夕食。巨大な茹でたポテトがまるまる付いており、さすがカナダ という感じ。噂のアルバータ牛は、赤身がメインの少し淡白な味わい。個人的には好きでしたが、周囲の意見を聞くと、特に柔らかい肉になれた方には少し不評だった模様。

※ちなみに、この日から怒涛のポテト攻撃が始まることを知る由もなく・・笑

 

そんなこんなで、初日が終了。続きはまた後日!

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バンフ街中から5分ほど歩いたトレイルから撮影した山。10月の頭に、街中でも50cm程度の積雪があったとのこと。

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国立公園の管理事務所からバンフの目ぬき通りを望む。真ん中にボウ川を跨ぐ橋があり、その奥に2km弱のお土産店が軒を連ねております。