ずんのブログ

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【雑感】社内試験的なモノ

今週、社内で管理職になるために導入された試験がありました。今までは、年齢と業績等を「総合的」に勘案して昇格というシステムだったのですが、若手でも実力のある人を早めに管理職にしよう、という意図と、言い方悪いかもしれませが、能力もなく管理職となってしまう人を、いわば篩にかけるような試験です。

噂では、外部団体が作成している管理職試験を用いており、内容は

・文章読解

・数的処理

・性格、志向を踏まえた適正(性格)試験

それに加えて、自己PRと小論文があります。久し振りに集中して試験を受けたような・・。

電卓を使わないでの四則演算、シャープペンシルでの論文書き、久しぶりにやると慣れるまで時間がかかります。試験以外では使わない能力かもしれませんが、もし失敗できないような状況であれば、少しでも事前に慣れておくことがオススメかと。

本試験は、性格や志向までテストされるのが面白いところでもあります。数百問という拷問に近い数の質問に直感的に応えて行き、性格的にどれだけ管理職の適性があるか、また、どれだけ管理職ポジションに就きたいと思っているかを判断するものとのこと。どのように文章読解力と数的処理との配分が決まっているかわかりませんが、「希望しているし、能力がある」ことが最も上位として、その状態に対して相対的な位置づけがわかるというものだそうです。

周りには、自分よりも10も20も上の年齢で同じテストを受けている方もいました。皆、優秀で知識も豊富で仕事もしっかりこなす人も沢山います。こういうテストで昇格を一律でスパッと区切ってしまうことは、基準が明確であること、若い人にもチャンスを与えてモチベーションの向上に繋がる一方で、そう言った年齢が高く、数的処理的な瞬発力が求められるテストに弱くなりつつある人のやる気を削ぐという、悪しき一面もあることを感じています。

人事の評価って、特にそれなりの規模以上の組織では難しいなと思った今日この頃です。