ずんのブログ

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裁判の傍聴

一部の方は個人的な趣味として楽しんでいるようですが、ちょっと仕事との関係もあり、先日人生初の裁判の傍聴をしてきました。裁判所に入るのも初なので、色々と刺激的な経験ができました。

 

まず驚いたのが、セキュリティの厳しさ。

入り口に空港の金属検査と同様、荷物のX線検査兼金属探知のコーナーがあり、危険物が持ち込めないようになっています。そのあと、時間までに法廷に向かうわけですが、法廷には電子機器が一切持ち込めないようになっています。法廷前の廊下で荷物一式を預け、さらに扉を潜るとポケットの荷物を全てトレーに出し、さらに一人一人ハンディの金属探知機で検査。腕時計の裏側まで確認される徹底ぶりです。

 

法廷にはいると、テレビ等でおなじみの裁判長の席が正面にあり、両サイドに被告と原告の弁護人席、裁判長の手前側には速記者、それに向かい合う形で証人が座る席が用意されています。弁護士席の上には資料提示用の大型ディスプレイが2台。

傍聴席はトータル100m名近く着席できるキャパシティがありますが、刑事裁判だということもあり、何割かは報道用でした。

その日は弁護士が延々と証人に質問し、証人がそれに答えるという形で進行。

 かなり専門性の高い話ですが、弁護士も淡々と質問している様子でした。事前の準備ももちろんあるのですが、キャッチアップ能力が高くないと勤まらない職業なんだなとしみじみ思いました。

ずーっと集中して聞いていましたが、かなりの疲労感。今回は午後3時前に終わりましたが、それでもお昼休みを除いて真剣にメモを取りながら人の話を漏らさず聞くのは大変でした。

弁護士が優秀な人しかなれないこと、司法試験が難しいことも実感できたような気がします。でも、趣味にはできないな・・・笑