ずんのブログ

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【書評】服用危険

自分が幼かった頃はバナナダイエット、最近主流になりつつある糖質制限、アメリカのセレブの間でも流行しているらしいマクロビダイエット。。。昔から数多くのダイエット法が提案されては消えていく。

健康に関するものとしては、他にサプリやら数多の健康食品があり、こちらもまた結構な市場になっているそうな。それだけ、世の人々の健康に対する意識が高いという一方、簡単で確実に効果がでる手法や商品が少ないため、このような百花繚乱となっているのかもしれません。

 

本書は、そのような状況を踏まえ、あくまで科学的な証拠、エビデンスを用いて「危険もしくはやめるべきもの」と「ほぼ間違いなく効果がある」ものを紹介しています。あくまで科学的な姿勢で書かれており、絶対〇〇という断定はしておらず、できるだけフラットな立場です。それだけに信頼感があります。

まず、幸せ・健康に生きていくために間違いなく効果があるもの。

1 親友をもつ

2 加工食品をさけ、できるだけそのままの食材を摂取する

3 歩く

えっ?と拍子抜けしてしまいそうなほどシンプルです。個人的には1が意外でした。うさぎは寂しくなると。。。という話はききますが、人間も全般的には孤独や寂しさに弱い生物なのかもしれません。

一方で、危険もしくはやめるべきものはもっとシンプルで

•ほとんどの偏ったダイエット手法、クスリ、サプリ

とのこと。詳細は本書をご覧いただきたいのですが、現段階できちんと効果があると言い切れるようなサプリはほとんどなく、逆に副作用の方が大きく、トータルでみると寿命を縮めてしまうようなものもたくさんあるとか。

文字が大きくさらっと読めますが、健康に興味がある方や健康情報との向き合い方に一石を投じてくれるよいいっさつです。おススメ!