ずんのブログ

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ちゃんと理解すること

先日、東京電力福島第一原子力発電所に関わる第2回の裁判が開かれました。予想通り、翌日の各社の新聞にはデカデカと関連記事が掲載されたわけですが。。

「東電 強制起訴」

なんとなく流してしまいそうですが、起訴ではなく「強制」起訴です。中学校の公民の授業か高校の時の政治経済の授業で習った記憶があるようなないような。ちなみにこの言葉、検察がするのは起訴ですが、検察が不起訴処分とした場合に検察審査会により起訴されることを指すそうです。

ちなみに、検察審査会とは国民により構成される審査会で、検察の判断が妥当か否かをジャッジしています。検察の起訴する権利の独占を防ぐ意味合いを持つわけですね。なんか東京電力が起訴されるのは世間的に当たり前な感じもありますが、検察は不起訴としていたこともこの単語から分かるわけで。

 

実はわかった気になっていて、ぜんぜん分かってないことって結構たくさんありますよね。そういうことに敏感にならねばと思う今日この頃です。

ちなみに自分は「自分の言葉で他人に説明できるか否か」で理解をチェックするように心がけています。