ずんのブログ

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【映画】ジーサンズ はじめての強盗

数ヶ月映画から遠ざかった生活をしておりましたが、久しぶりにゆっくりな土日だったので、TSUTAYAの新作レンタルで貸出がスタートしていた標記をレンタル。

モーガン・フリーマンマイケル・ケインアラン・アーキンの3人のオスカー俳優が主演の犯罪コメディ、面白くないわけがありません。

田舎町に住む主人公3人は金欠生活を送っているのに加え、昔働いていた会社からの年金の支給までストップ、ついには孫と一緒に住む用いてまで没収されかける事態にまで陥る。返済額増加の抗議にとある銀行を訪れたところ、運悪く銀行強盗に遭遇するが、それが彼の運命を変える。こんな苦しい生活を続けていくくらいなら、いっそ3人で銀行強盗をして大金持ちになってしまおう、と 笑

知り合いの「悪いやつ」の知人に強盗のイロハを習い、必死になって訓練(?)、果たして結末は・・。

 

俳優3人とも流石、と言った感じでちゃんとおじいちゃん感を出しつつもキャラが立っててその比較だけでも楽しめます。

銀行強盗という重めのテーマなのに、見終わったあとある種の爽快感があるのは3人の強盗の目的が私利私欲だけではなく、あくまで必要最低限分だけ自分たちのものにして、あとは周囲の恵まれない人等に配分しているという点。フィクションですし、もちろん違法行為を推奨するわけでもありませんが。

大きなテーマとして、「富の再分配」を取り上げた映画やドラマは昔から数多く創作されてきました。ある種水滸伝ルパン三世なんかもそうかもしれませんし、強欲な少数の資産保有者から一部を取り上げ、それを恵まれない人に再分配するというストーリーが長い間人々を魅力し続けているのは、心の何処かで平等な社会を願いつつも、どうせ無理だろう、共産等の主張は極端すぎだろうと思っている(ないものねだり?)せいかもしれませんね。

累進課税なんかも再分配システムの一例かも。

ただ単純にストーリーを楽しむのが第一ですが、ちょっと広げて(的外れでも)そのストーリーや映画に惹かれる理由、面白いと感じる背景についても思いを馳せるのも楽しいもんです。

脱線しましたが・・スカッとしたい人、是非ご覧ください!

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