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ずんのブログ

新潟県関連、趣味やお店情報、そして雑感

【書評】一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書/Yu Suzuki

リンゴダイエット、バナナダイエット糖質制限etc、数十年も前から◯◯ダイエットという言葉をテレビ番組なり書籍等で目にしているような気がします。これだけ長期間取り上げられるということは、時代に関わらず人々の関心が高いテーマであるという一方で、あるダイエット法にトライをしても、明確な効果が得られた人はほとんどいない、ということの裏返しなんだと思います。

 

自分は5年位前にランニングを開始、同時期に食事についても色々と気を使い始めました。5kg近い減量に成功し、現在も体重も維持出来ています。

自分の身を振り返って見ても、本書の著者が言っている「どんなダイエットも長期間継続できなければ意味はない」という主張のとおりだと思います。本書の中にも紹介されていますが、過去に実施された数多くのダイエット法をレビューした論文によると、結論は至ってシンプルで「どんなダイエット法も、結局はカロリーが大事なので1年間継続すれば効果は同じ」というもの。言い換えれば、生涯に亘って継続できなければ、どんなダイエット法にチャレンジしてもその効果は一時的、というわけ。

著者は、科学的なエビデンスに基づいた「パレオ(パレオリシック)ダイエット」を紹介しています。一生の継続を謳っているだけあって、メソッドも至ってシンプル。食う、寝る、動くの3つの観点について狩猟民族の生活に近づけるよう留意するというもの。ポイントは以下のとおり

 

(1)食う

・加工食品を避け、自然に近い食品を摂取する(昔の狩猟民族が食べていた食品をイメージ)

・断食を推奨

(2)寝る

・朝は決まった時間に起き、徹底的に暗い環境で眠る

ブルーライトカットや遮光カーテンを使用

(3)動く

・痩せるためのエクササイズはしない、日常の動作を増やすだけでOK

・よく歩く

 

本メソッドが生活に取り入れやすいのは、難しいルールや計算が不要であり、「昔の狩猟民族だったらどうしていただろう?」と想像し、それに近づければよいというだけであること。太古の昔の人は、清涼飲料水をガブガブ飲んだり、深夜にスマホをいじりながらテレビ見たりはしてなさそうですよね・・笑 主張の裏付けとなるエビデンス・論文もこれでもかってくらいに紹介されていて、特に理系の人は納得感を得ながら読み進められると思います。