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ずんのブログ

新潟県関連、趣味やお店情報、そして雑感

【映画】マネーボール

マイケル・ルイスの著作ノンフィクション「マネーボール」の映画化。多少の脚色はあるらしいですが、実在したビリー・ビーンという元プロ野球選手がオークランド・アスレチックスGMになり、限られた予算の中でセイバーメトリクスという手法を用いてチームを地区のプレーオフ常連(最終的には地区優勝)にした軌跡を描く。

ちなみに本の副題はThe Art of Winning An Unfair Game(不公平はゲームに勝利する技術)であり、現代の野球やベースボールに当てはまる、潤沢な資金がある球団は良い選手を高い値段で抱えてより強くなり、逆に資金が少ない球団は限られた予算でやりくりしているという状況を皮肉を込めて表現しているのかなぁと思われる。作品中でもヤンキースとアスレチックスのスタメンの年収の合計が比較されている(当時で3〜4倍近い差額)。

 

超高校級で3拍子どころか5拍子揃っていると絶賛され、スタンフォード大学への進学を蹴ってプロ入りを決意した主人公ビリー・ビーン。しかし、実際にプロで選手生活を送る彼は、大した活躍も早々と引退してGMとなる。

極貧球団のアスレチックスGMとなった彼は、イェール大経済学部出身の分析屋さんを他球団から引き抜き、彼と一緒にセイバーメトリクスの手法を確立。チームをプレーオフ常連チームまで押し上げ、遂には地区優勝を果たすので合った。

大きな期待を背負いながらも大成できなかったビリー。他球団からの超高額オファーを受けた際に「お金で物事を決めて後悔する人生はもう嫌だ」と結果2年後にアスレチックスの地区優勝を果たすあたりがスカッとします。

 

現実世界においても彼のやり方に対して賞賛も非難もあるようですが、与えられた条件の中で最大限の結果を出そうと頭を使う姿勢には、ビジネスマンならずとも学ぶところが多分にあるのかと。

 

お恥ずかしながら、自分はあまり野球に詳しくなく、打者は投手が放った球を日々の訓練で得たバットコントロールと反射神経で打ち返している競技だと思ってました。そんな中、ひょんなことから野村克也氏の著した「野村ノート」を読み、野球という世界の奥深さや1球ごとの駆け引きについて知りました。球を投げてバットで打つ、極言してしまうとそれだけの競技かもしれませんが、それに一生を掛ける人間がコレほど沢山いる理由についても、素人ながらちょっと理解することができた契機でした。

 

ちなみに、映画は野球の知識がなくても楽しめますのでご心配なく!

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