【映画】エリン・ブロコビッチ
実話に基づいた映画シリーズ。
全米市場最高額の和解金を手にした女性の痛快サクセスストーリー。THE 波瀾万丈。
主人公エリンは結婚と離婚、働き出しては退職を繰り返すやんちゃなシングルマザーだったが、ひょんなことから交通事故に遭遇。追突した側の医者に対し、追突された無職でそれほど学歴のないエリンは裁判を起こすが、彼女の言葉遣いが引き金となり、敗訴となってしまう。
敗訴を契機に弁護士事務所でなかば無理矢理に働きだしたエリンは、大企業により汚染され、人々が健康被害を受けている地域があることを偶然知ってしまう。一度噛み付いた彼女は、様々な困難を乗り越えながらも地域住民の説得や現地でのサンプル採取など徹底的に駆けまわり、ついには大企業相手に全米市場最高額の和解金を勝ち取る。
低学歴VS高学歴で最終的に低学歴が勝つというストーリーは日本のドラマや映画でもよく見られる構図。本映画でも冒頭の裁判で高学歴側が勝つ→ラストの方で高学歴の弁護士と共に裁判を闘うことになるが、その弁護士があまり使えない(結果、「低学歴」のエリンが大活躍)という流れになっていて、見ている方も分かりやすい&頑張っている主人公に感情移入しやすくなっているのかなと。
エリン本人は裁判やこの映画を契機に有名になり、お金にも恵まれる生活を手に入れたようだけども、一方では忙しくなりすぎて、子供たちがドラッグに手を出してしまったり、以前深い中にあった人から訴えられたりで全てが順風満帆とは行っていない模様・・。どでかい成功体験を手に入れたいと多くの人は願うのだろうけど、それで幸せになれるかどうかというのはまた別問題ですね。
と、なんか批判みたいになってしまいましたが・・見ていて爽快・痛快だし、頑張りと根性、責任感を持って物事に当たる大切さを再度確認させてくれるような映画です!