【雑感】勉強するって、偉いこと??
以前ブログにも少し書いたが、現在自分は土木関係の仕事に従事しており、「コンクリート診断士」という資格取得のために試験勉強をする日々を送っている。
仕事をしながらの試験勉強のため、もちろん学生時代と比較すると時間的な制約も大きいし、体力的な面でも知識の詰め込みの面でも、もしかしたらピークの時よりは劣化している部分もあるかもしれない(現在のところ、全然そんな感覚はないが・・・むしろ今の方が元気かも 笑)。
自分は早起きが苦痛では無いことと、土日にそんなに頻繁に用事を詰め込むタイプではないことから、基本的には試験の数ヶ月前から
・朝いつもより30分程早く出社し、始業時間まで勉強
・土日および休みの日は、自宅(寮)もしくは図書館で勉強
というパターンを繰り返して来た。
資格試験の受験自体、自分自身のためにすることだし、いままで「なんとなく」わかったつもりになっていたことが体系化できたり、自分の中に知識として定着することは純粋に喜び(快)なので、特に変わったことをしているというつもりはない。
そんな生活をしていると、時々
「何の勉強してるの?」
と声を掛けられる。正直に答えた時の、大半の人の返しは
「えらいねえ。」
と言った内容。
あまり深く考えずに流して来たが、冷静に考えると、この返答に違和感を覚えずにはいられない。
確かに、他の娯楽と比較すると机に向かって問題集・参考書を開いてにらめっこしている時間というのはある種の修行みたいなものかもしれないし、他に山のように誘惑・娯楽の有る昨今、それらを振りきって勉強するというのは見る人にとっては「えらい」のかもしれない。
けど、現代社会では多くの人が20歳前後で社会に出て、それから約40年程働くことを考えると、学生時代と比較してもはるかに多くの時間を一つの分野の仕事に携わっていることになる。それらを経験だけで何とか乗り切ろうとするのは非効率的だし、同じ解にたどり着くにせよ、より多くの時間を要してしまうことは目に見えている。
もちろん勉強することだけが偉いわけではないし、他の娯楽がダメだとか勉強をしないことが悪だと言いたいわけではないけど。。。何かしらの違和感を感じてしまった、そういう取り留めもない話でした。まとまりがなくてすみません・・・。