【ランチ】うな貴
人生でベストテンに入る高級ランチにいってきました。ありがとうボーナス。
お昼、6月のボーナスもげっとしたということで、たまには豪華な昼飯を!
という流れになり、鰻の老舗「うな貴」さんにいってきました。場所は勾当台公園のすぐ近くで、ドトールと辛味噌タンメンの間の細い路地を入ったところにひっそりと佇んでいます。
お店の入り口も少し奥まったところにあり、なんとなく高級感があります。お店自体もあまり大きくなり、一軒家を改造したのかなというくらいの大きさで、1階にはテーブル席3つと二階にも何席かあるようです。入り口から鰻を炭で焼いた良い匂いが漂います。
お昼のメニューは基本うな重のみで、鰻の種類や量によって値段が微妙に変わります。今回はオーソドックスに松4700円を注文。
待つこと10分ほど、到着です。
余計なコメントは不要でしょう。
こんな厚くて油がのっている鰻は食べたことありません。タレのかかったご飯だけで永久に食べ続けられそうな勢いです。一般的な鰻重より少し辛めのタレです。
肝吸いも美味。
決して安くはないですが、行く価値アリ!
【書評】モリー先生との火曜日
以前読んだ本ですが、部屋の整理中にふと目にとまったので再読してみました。
タイトルをみて「??」と感じた方もおられるかもしれませんが、英語版のタイトルが
Tuesdays with Morrie
なので、ほぼ直訳ですね。
内容は、大学の教授モリーが、昔の生徒だった著者ミッチアルボムと死を直前にして色々と語り合った記録になっています。
モリー先生は最近ではよく耳にするようになったALSという病気に罹患しています。下半身から徐々に動かなくなり、最終的には死に至るという悲劇のような病気ですが、不思議なことにあまりモリー先生は悲劇のヒーローを演じているようには見えず、むしろ活き活きとしているようにさえ感じられる。
相談内容は漠然としているものが多いですが、死、結婚、愛などどれもすぐに答えがでないものの、誰もが関わるテーマばかり。和訳の関係もあってか、すこしモリー先生の発言の意図を汲み取るのに苦慮する部分もありますが、どれも含蓄のある深い言葉ばかりで、折をみて思い出したいセリフばかりでした。
どのコメントにも共通する要素の一つは、
「本当に大事なものを見極める努力をせよ」
ということです。日々忙しく立ち回ったふりをしているが、あなたの人生のうち、それって本当に大事なこと?大事なことから目をそむけるために、忙しいふりしてない?もうモリー先生はこの世にはいませんが、どこか優しい目でそう問われているような気がします。
【ランチ】海いろ @塩釜
両親プラス親族で集まって久々に皆でお昼を一緒に食べようという話になり、行ってきました、塩釜の「海いろ」さん。
塩釜神社手前の十字路を右手側に曲がり、車で走ること5分ほど。
小高い山の上にひっそりと佇んでおります。ひっそりと、というか一軒家を開放している造りなので、そりゃ住宅地にまぎれますわな笑
基本、1500円か3000円のコースだそうですが、無理を聞いてもらって少しグレードを高くしてもらいました。2000円でお願いしましたが、
・前菜
・人参のドレッシングのサラダ
・きのこの餡掛けの茶碗蒸し
・・魚の煮付け
・ご飯、おしんこ
・食後のコーヒー、アイス
ときちんとコースでした。
珍しい料理や味が個性的なもの、という感じではなく、食べてホッとするような料理ばかりでやすらげました。味も濃くなく、全体的に素材を生かした薄味系。
特に煮付けが美味でした。魚が新鮮で脂が乗っているのと、すこし甘めの味付けで、ご飯との相性抜群です。普段、そんなに白米を食べない私ですが、一膳ペロリとたべてしまいました。
家だからアットホームということばもどうかと思われますが、くつろいでご飯を食べたい方にはもってこいのお店かと。おばさま方も皆さん笑顔で接してくれ、ほっこりとした時間をすごせました。ありがとうございました!
【グルメ】幸せのパンケーキ@フォーラス2
お前は女子かとツッコミを受けそうですが、気になったので行ってみました「幸せのパンケーキ」。エッグスンシングスや市役所裏のkitchenなど、にわかにパンケーキが熱くなりつつある仙台ですが、本店も人気の1店。
土曜の夕方5時頃に突入したところ、前に6組ほど。
ただ、焼くのに時間はかかりますが、店内が広々としていて席も結構な数があるので、回転は早め。15分ほどで入店できました。
メニューは担当直入、といった感じでプレーンな幸せのパンケーキを軸に、キャラメルなどの甘い系のものと、サーモン等と合わさった食事系のものがあり、周りを見る限り甘い系が人気の模様。
値段帯としては1000ちょいといったところで、飲み物込みで2000円に収まる価格帯といった感じ。
今回は初だったので、看板メニューの幸せのパンケーキとセットのアイスコーヒーを注文。ちなみに、パンケーキを頼むと200円で飲み物が注文可。
注文から15分ほどで運ばれてきました。
パンケーキ3つとメープルシロップ、そしてアイスと思いきや甘めのチーズっぽいものがトッピングされておりました。白いやつの正体は不明です。。。
見た目、結構なボリュームですが「軽い」のでぺろっと食べられます。ナイフで切ろうとすると、潰れてしまうような柔らかさ。かつ切ったナイフに記事がつくほどの絶妙な火の通し具合です。そのまま食べるとほんのり甘さが感じられる程度で、甘いものが得意ではない人でも大丈夫かと。
出入り口付近では作っている様子が見られるのですが、赤外線でホットプレートの温度を何度も計測していたり、キッチンタイマーで焼き時間を計ったりと、味・品質の維持のためにだいぶ手間がかかっているなという印象でした。
甘すぎるの苦手!という人もチャレンジする価値ありのパンケーキです!
【ラーメン】チョモランマ@馬喰横山 紅マーラー担々麺
世間には辛いものが全くもってダメなタイプと、好き好んで食したい2つのタイプの人間がいるようです。
自分は完全に後者で、時々無性に激辛料理が食べたくなります。
今回も東京出張のついでにその“欲”を解消すべく、激辛と噂の担々麺を食べに行ってきました。場所ま馬喰横山の駅近く、チョモランマという中華料理屋。
20時頃の入店となりまして、ちょうどほろ酔いのサラリーマングループ、カウンターで一人で黙々と食べているおじさん1人がいました。
店内は清潔感があり、お酢、ラー油、醤油が設置されております。ちなみに、水もセルフサービスになっており、卓にあるピッチャーでもって自分で注ぐタイプ。
冷製の担々麺やら黒胡麻坦々麺等、色々な種類がありましたが、狙いはもちろん辛されレベルが一番の紅マーラー坦々麺。
注文から約5分で着丼です。
うん、いい感じで赤い笑
見た目のとおり、スープの表面を紅のラー油が覆っており、麺が見えません。具は濃いめに味つけられたひき肉、ニラ、ネギ、胡麻。麺はやや細めの縮れ麺。
見た目ほど辛くはなく、むせずに?完食できました。劇的にうまい!という感じではないけど、オーソドックスでハズレのない、バランスのとれた担々麺、という感じでした。激辛好きにはやや物足りないかもしれませんが、なかなかの出来栄えでした。950円也。ごちそうさまでした!
【書評】自分を操る超集中力/Daigo
先日、ホワイトノイズで集中力が向上した経験から、合わせワザで読んでみました。
内容としては、メンタリストとして有名なDaigoさんが、集中力を高めて物事に取り組むためのティップスを「エンジン」「キュア」「時間術」に分類し、紹介するという内容。以下、新たな気づきと個人的に取り組みたいものを抜粋してみます。
・人間の前頭葉にはウィルパワーというRPGでいうHPのようなものが存在している。集中に必要なウィルパワーは、日常のちょっとした決断や選択、我慢により消費されていく。それゆえ、ウィルパワーを浪費しないような生活習慣が重要。
・勉強に集中したいなら、関係のないものはなるたけ目に入らないようにする。
・水色のもの、鏡、雑音対策は集中力維持に効果的。
・正しい姿勢を維持し、酸素をたくさん摂取し、血流を良くする。
・低いGI、ナッツ、水がよい。
・ものを減らす。
・雑念は紙に書く。
・時間を区切る、ポモドーロテクニックも有効。
スティーブ・ジョブズやマークザッカーバーグが同じ服を着続けたこと、オバマ大統領が「朝食を決める人」を雇っていたことなども、本書を読むと意味が理解できます。
取り上げられている具体例もわかりやすく、すぐに実践できるようなレベルまで落とし込んでくれているのもありがたいところです。
集中力にお悩みのかたは是非お手に取ってみてください。
【映画】キセキ
ちょいと古い映画ですが、アマゾンプライムでタダ、かつ評価が高いってことで見てみました。何の気なしに見てみたのですが、なかなか面白かったです。
キセキ、道、愛唄などのヒット曲で知られるgreeenのメンバーの一人HIDEを高校時代から追い、グループの成り立ちからデビューまでを描いた半分ドキュメンタリー風の映画です。
本グループ、メンバーの顔出しがないことで知られていますが、その理由なども丁寧に描かれています。
音楽で食べていく道を本気で志したにも関わらず、途中で壁にぶち当たるHIDEの兄。
一方、浪人して歯科医師を目指す途中で音楽好きの仲間と出会い、才能を開花させていくHIDE。自分は夢を諦めたにもかかわらず、弟HIDEの才能を見出し、ヘルプし、デビューさせるまで労を惜しまない兄の姿をみていると、人の役割というものと希望というもののギャップについて考えざるを得ません。
自分の本当にやりたいことを見つけ、それに向かって邁進するのも一つ。
ですが、やりたいことから逸れていても、自分の才能・役割を明確に認識し、それを淡々とこなせる人っていうのも強いなと思って鑑賞しておりました。
greeeen好きはもちろんですが、そうでない人にもオススメ!
tips ホワイトノイズ
自分が好きなブログの一つに、YU SUZUKIさんの
パレオな男
というものがあります。
淡々と健康にまつわる科学論文を読み、それを紹介し続けるというマニアックっちゃあマニアックなブログですが、日々取り上げている題材が面白いのと、エビデンスまで示して、「現在のところ言えるのはここまでです」とフラットな立場で執筆されているので信頼がおけるなぁと思いながら拝見させてもらっております。
先日の健康番組でSUZUKIさんが取り上げられ、ホワイトノイズをききながら作業しておりました。影響をうけやすい自分も早速アプリをダウンロードして、聴きながら勉強しましたところ。。。。
めっちゃ効きます 笑
なぜ今まで試さなかったのだ、自分。流石に聞いていればいくらでも集中して机に向かい続けられる、というわけではありませんが、比較的自分は外の音や雑念に弱いタイプなので、そういった要素の遮断効果は高いように思います。
ちなみに、ダウンロードしたのはSELLP ORBITというアプリ。音源も豊富で、かつ自分で組み合わせられるというタダとは思えないクオリティの高さです。
タダですし、もし集中力の維持にお悩みの方がおりましたら是非お試しください。
【書評】読書という荒野/見城徹
以前、テレビで著者の生活の一部が取り上げられてて、「幻冬社の社長ってこんな破天荒な人なのか。。」と思った記憶があります。今回、家の近くの丸善をぶらついていたら、その見城氏がこっちを睨みつけるような表紙をした書籍を発見。思わず手に取りパラパラと中身をみたらなかなか興味深そうな読書論だったので、購入してみました。結論からいうと、あのテレビで見た見城氏の生きるスタイルにも繋がる読書の方法、そして彼が編集者として関わってきた数多の有名作家とのやりとりが生々しく描かれていて、思わず一気に読んでしまいました。
記載の仕方も端的に思い・考えを貫いていて、余計な装飾がありません。彼自身が相当な読書化であること、そして言葉を大事にしていることが伝わってきました。以下、個人的に刺さった部分をピックアップしてみます。参考まで。
・自己検証、自己嫌悪、自己否定の3つがなければ、人間は進歩しない。自己検証とは、自分の思考や行動を客観的に見直し、修正すること。自己嫌悪とh、自意識過剰さや自己顕示欲を恥じ、自分の狡さや狭量さ、怠惰さに苛立つこと。そしてじこひていとは、自己満足を排し、成長していない自分や自分が拠って立つ場所を否定し、新たな自分を手に入れることだ。
・大きな勝負に出るときや、不可能だと思われることに挑戦するときには、かならず「転位のための十扁」を読み返す。いや、この40年間「転位のための十扁」だけは、週に1回は読み返す。
・僕は人と会うときは、常に刺激的で新しい発見のある話、相手が思わず引き込まれるような話をしなければいけないと思っている。たとえ30分でも僕と会った人には、「見城さんって、何度でもあいたくなる面白い人だね。」と言われなければ、絶対に嫌なのだ。
・人がねているときに眠らないこと、人が休んでいるときに休まないこと。どこから始めていいかわからない、手がつけれれないくらい膨大な仕事を一つ一つ片付けて全部やりきること。それが圧倒的努力だ。
そのほかにも、他社に寄稿していた五木寛之を振り向かせるために、現行のものも含めて全ての著作に目を通し、感想を手紙にして送っていたり、やることが振り切れていて、パワーにあふれたエピソードが多数。
やるなら極端にやりきれ
それが、著者が著者が伝えたいメッセージの一つです。
社会的にこんなに成功している人間が、67歳にもなってこれほどまでに苦しみ、つらいおもいをしながら生きていることに、ある種感動さえ覚えました。どこか、若いうちに成功して富を得、あとは悠々自適にのんびり暮らすことが成功かというような風潮がありますが、個人的にその考えも分からなくもないけど、それでいいものかという思いも持っていました。同時に、ポジティブであることや明るくあるべきだ、という風潮もどこか自分は受け入れきれない部分があったので、著者の考えに全てとは言わないまでも、同調します。ここまで激烈な人生は歩めないかもしれませんが・・
読書を血肉化するとはどういうことか、また、ポジティブ至上主義に少なからず疑問を抱いているひとは是非いちど手に取ってみてください。
裁判の傍聴
一部の方は個人的な趣味として楽しんでいるようですが、ちょっと仕事との関係もあり、先日人生初の裁判の傍聴をしてきました。裁判所に入るのも初なので、色々と刺激的な経験ができました。
まず驚いたのが、セキュリティの厳しさ。
入り口に空港の金属検査と同様、荷物のX線検査兼金属探知のコーナーがあり、危険物が持ち込めないようになっています。そのあと、時間までに法廷に向かうわけですが、法廷には電子機器が一切持ち込めないようになっています。法廷前の廊下で荷物一式を預け、さらに扉を潜るとポケットの荷物を全てトレーに出し、さらに一人一人ハンディの金属探知機で検査。腕時計の裏側まで確認される徹底ぶりです。
法廷にはいると、テレビ等でおなじみの裁判長の席が正面にあり、両サイドに被告と原告の弁護人席、裁判長の手前側には速記者、それに向かい合う形で証人が座る席が用意されています。弁護士席の上には資料提示用の大型ディスプレイが2台。
傍聴席はトータル100m名近く着席できるキャパシティがありますが、刑事裁判だということもあり、何割かは報道用でした。
その日は弁護士が延々と証人に質問し、証人がそれに答えるという形で進行。
かなり専門性の高い話ですが、弁護士も淡々と質問している様子でした。事前の準備ももちろんあるのですが、キャッチアップ能力が高くないと勤まらない職業なんだなとしみじみ思いました。
ずーっと集中して聞いていましたが、かなりの疲労感。今回は午後3時前に終わりましたが、それでもお昼休みを除いて真剣にメモを取りながら人の話を漏らさず聞くのは大変でした。
弁護士が優秀な人しかなれないこと、司法試験が難しいことも実感できたような気がします。でも、趣味にはできないな・・・笑